基本情報、研究成果などは、Webサイト「チュウヒのふるさとかほくがた」を御覧ください。
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2020年05月14日

(参加募集)時差式田植え/七豊米田んぼと生きもの元気米田んぼ

農薬不使用田んぼで田植えをしませんか?昔ながらの水苗代で育てた苗を抜き取り、田ころがしで印をつけた場所に田植えをしていきます。一部でビオトープ作りも行います。
作業は数人での作業を想定しています。
近隣の方に限定して、時間差で複数組の方に五月雨式で参加いただく形で実施します。
ご参加お待ちしています。

<時差式田植え2020〜七豊米・生きもの元気米田んぼ〜>
日程 5月30日(土)、5月31日(日)、6月1日(月)、6月2日(火)
時間 各日9:00〜16:00ごろ
 *申込の際ご希望の日時をお知らせください。主催者で多人数とならないよう調整します。
 *日によって作業内容が少し違います。下記【作業内容】をご確認ください。
 *時間は1組1時間半程度を想定していますが、希望があればもっと長い時間でも受け付けます。

内容 水苗代から苗の抜き取り、田植え、
   田ころがしでの印付け(希望者のみ)、ビオトープ作り(希望者のみ)
集合場所 金沢市岸川町の田んぼ(金沢市二日市多目的広場近く)
     グーグルマップ https://goo.gl/maps/jWBujcShGet
参加費 1人500円。家族参加で中学生以下のお子様が2人以上参加の場合は
    こどもひとり300円に割引。
服装 動きやすく汚れてもよい服と靴、帽子
もちもの お茶等飲み物、雨具(泥除けや少雨の場合)
     もしあれば田んぼに入る用の捨ててもよい靴下をおもちください。
     ない場合は靴下をお貸しします。
     *泥の付いたものをまとめて入れられる大きめのゴミ袋等があると便利です。
その他 参加の方は石川県の「いしかわ里山ポイント」がもらえます。(1時間につき1ポイント、最大で3ポイント)


【作業予定】
以下のような予定で実施します。時間は多少前後する場合があります。
5月30日(土)
 田ころがしで印付け9:00〜14:00頃
 水苗代から苗の抜き取り9:00〜終了まで
 田植え10:00頃〜終了まで
5月31日(日)
 水苗代から苗の抜き取り9:00〜終了まで
 田植え9:30頃〜終了まで
6月1日(月)
 水苗代から苗の抜き取り9:30〜終了まで
 田植え10:00頃〜終了まで
6月2日(火)
 水苗代から苗の抜き取り9:30〜終了まで
 田植え10:00頃〜終了まで
 水苗代のあとを耕して植える作業・・・水苗代からの抜き取りが終了次第実施

*ビオトープ作りについては、希望者の時間帯に合わせて実施します。生き物が住みやすいように田んぼに水がたまる深い場所をつくります。スコップなど道具は主催者で準備します。


【注意事項】
● 少雨決行、悪天候時は延期。
● 近くにトイレがありません。お気をつけください。
● 参加は近隣の方(金沢市、かほく市、津幡町、内灘町、野々市市在住)に限定します。
● 体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
● 当日、主催者側の判断で参加をお断りする場合があります。
● 悪天や状況が著しく変化した場合、予定変更となることがあります。


【参加申し込み】     
主催:河北潟湖沼研究所まで申込フォーム、メール、FAXのいずれかでお申込みください。
メール、FAXの場合は@参加される方全員のお名前と年齢、A住所、B電話番号、C参加希望日時をお知らせください。
参加希望日時は第3希望くらいまでお知らせいただけると助かります。

・申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1526975149YDHvMVHH
・メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
・FAX 076-255-6941

*写真は去年のものです。
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*田んぼでの活動実施にあたり、ゆうちょ エコ・コミュニケーション寄付金を活用させていただいています。
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2020年05月03日

河北潟湖面利用ルールについて

河北潟では、貴重な潟の自然環境を守り、これからも残していくために、人も生物も共存できるためのルールが利用者によりつくられています。この河北潟湖面利用ルールは、利用者が自主的に運用し、河北潟湖面利用協議会において見直し、拡充が図られていくものです。河北潟湖面利用協議会への参加、ルールの運用、普及にご協力をお願い申し上げます。

【ルール策定】 2003年2月7日
【共通ルール:1年中】
1)モーターボートは、湖岸近くを高速で走行しないこと。(引き波が湖岸を揺らさない距離を保つ。)
2)モーターボートは、Uターンするときはできるだけ沖ですること。
モーターボートとは、ウェイクボート、水上バイク、バスボート、競艇ボートなどを示します。
湖面では、ゆずりあい、コミュニケーションを大切にしましょう。
釣りの方へ(モーターボート利用者より)・・・岸にいる釣り人に気づいていない様子の時は、岸から手を振ってもらえると助かります。
【地点ごとのルール】
【1.河北潟西部承水路の北部】
〔年間〕エンジンでの走行禁止
〔11月〜3月〕湖面での釣り自粛備考
 水域が狭いので、湖岸植生や水鳥への影響が懸念されるエリア。

【2.宇ノ気川河口付近(東部承水路の北部)】
〔年間〕モーターボートの乗り入れ自粛
 多様な生物の生息エリア。
 河北クリーンセンターより上流にある乱杭を目印とする。

【3.東部承水路の津幡漕艇場から津幡川上流200mまで】
〔3月〜6月〕釣り自粛
 野鳥の繁殖場所として重要なエリア。
 釣り人の長時間滞在により、親鳥が巣に戻れずに卵が冷えたり、育雛放棄するなど、野鳥の繁殖失敗につながるおそれがあるため。 

【4.河北潟東部承水路(湖南大橋より上流)】
〔年間〕モーターボートの低速走行※
〔12月〜2月〕湖面での釣り自粛
 湖岸に植生帯がひろがる重要なエリア。
 野鳥の繁殖場所、越冬場所としても重要。
 水域の幅が狭いことから、一年を通じて高速で走るモーターボートの利用は難しい。

【5.河北潟の南岸・競馬場西の入り江】
〔年間〕モーターボートの乗り入れ自粛
野鳥の繁殖場所、水鳥の避難場所、湖岸に植生帯がひろがる重要なエリア。
ボートの爆音や、予測不可能な激しい動きは野鳥への影響が大きい。

【6.大宮川河口〜金腐川河口一帯】
〔3月〜7月15日〕ボート出し入れ注意
大宮川河口から舟を出し入れする時は、河口左岸側に寄ること。
ボート、釣り人、野鳥観察者は、岸の近くに長時間とどまらないよう要注意。育雛中の親鳥が巣に戻れず卵が冷えるなど、繁殖を失敗させるおそれがある。

【7.野鳥観察舎周辺から防潮水門一帯】
〔年間〕モーターボートの乗り入れ自粛
野鳥の繁殖場所、水鳥の避難場所、湖岸に植生帯がひろがる重要なエリア。
ボートの爆音や予測不可能な激しい動きは野鳥への影響が大きい。

【8.内灘大橋の下から、湖岸の桟橋周辺まで】
〔年間〕モーターボートの低速走行
橋の下から桟橋の前を通過するまでは、低速で走行すること。橋の下がモーターボートの舟着場になっているが、そこから潟へ出入りする際に、桟橋や岸にいる釣り人に大きな波が打ち寄せるので要注意。(桟橋に釣り人がいる時は、その対岸側を通るなど、配慮する。)

※モーターボートの低速走行:基本的に高速走行するウェイクボート、水上バイク、競艇ボートによる競技・練習の自粛エリアとなります。

湖面利用ルールのチラシ komenriyou2017.pdf

【趣旨】
河北潟の水辺は、野生生物の貴重な生息環境です。湖面には、毎年2万羽のガンカモ類が越冬しています。湖岸のヨシ帯は、石川県指定希少野生動植物のチュウヒをはじめ、オオヨシキリやカイツブリの繁殖場所となっています。またギンブナやコイの産卵場所にもなっています。
水辺の緑と広い水面は、野生動物だけでなく、人々にとっても魅力的な場所です。河北潟は、昔からフナ釣りのメッカです。近年ではバス釣りの人たちが全国から集まります。カヌーの練習やモーターボート教習は以前からおこなわれてきましたが、最近では、水上バイクやウェイクボードなどの水上モータスポーツが増えてきました。アマチュア競艇の練習地にしたいという人たちも出てきました。あまり知られていませんが、野鳥観察にも全国から多くの人が訪れています。野鳥を撮るアマチュアカメラマンも増えています。
とても広くみえる河北潟ですが、野生生物にも住みやすく、またさまざまな目的で集う利用者の希望のすべてを満足させるには、河北潟は決して広くありません。広い面積を必要とするレジャーや集中的に環境への負荷を与える可能性のある利用には、注意が必要です。そこで、河北潟の湖面を利用する人たち皆が集まり、野生生物を守りながら、皆が河北潟を利用するための話し合いをおこなう場として、河北潟湖面利用協議会が結成されました。  
3回の話し合いにより、河北潟の湖面利用に関するルールを策定しました。ルールはチラシにして配布するとともに、同様の看板を河北潟の湖岸に建てて、ルールの普及をおこなっています。このルールは、河北潟湖面利用者が生態系へ配慮する立場に立って相互に自主的に守っていくものです。是非ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

【河北潟湖面利用協議会参加団体】(団体所属の個人参加を含む)
石川県河川課、石川県県央土木総合事務所、石川県県央農林総合事務所、石川県自然環境課、石川県水産課、石川県ボート協会、いしかわ水辺再生研究会、内灘町環境政策課、大浦校下町会、金沢港湾事務所、金沢市環境指導課、金沢市環境政策課、河北潟沿岸土地改良区、河北潟環境対策期成盟会、河北潟干拓土地改良区、NPO法人河北潟湖沼研究所、河北潟自然再生協議会、河北潟ボートクラブ ア・リバーランズ、かほく市勤労者協議会、グリーン・アース農地・水・環境保全組織、湖南連合町会、津幡の水辺を守る会、津幡町環境安全課、津幡町教育委員会生涯教育課スポーツ係、日本科学者会議石川支部、日本ヘラ鮒釣り研究会金沢支部、日本野鳥の会石川支部、HBFA、北陸ランカースナイパーズ、森本ライオンズクラブ、レクレーションクラブPiebe's、レクレーションクラブRageon、静岡県西部モーターボートクラブ北陸支部、日本アマチュアKYOTEI連盟

河北潟湖面利用協議会事務局:河北潟自然再生協議会

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湖面利用ルールのチラシ komenriyou2017.pdf


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2020年04月22日

(報告)河北潟自主ゴミ拾い

 2020年4月19日に予定していた「河北潟クリーン作戦」は、新型コロナウイルス感染症拡大を懸念する声が高まり中止となりました。今年で26年目、通常600〜700名の方が参加する一斉ゴミ拾い活動です。とても残念なことでしたが致し方ありません。(クリーン作戦についてはこちら⇒http://kahokugata.sblo.jp/article/187255089.html )

 延期ではなく中止ですか?という事をよく聞かれましたが、河北潟の水辺でゴミ拾いに適した季節というのは、一年のうちにそう長くはなく、ちょうど4月、今の季節です。これより後から秋にかけては、水辺に草が生い茂ります。そうするとゴミが見つけにくくなり、また、ほとんどが垂直に護岸された河北潟の水辺では、水際が草で見えにくくなると水中に転落してケガをする危険がとても高くなります。冬になると草は枯れますが、今度は雪で覆い隠される日も多くなります。その他協力団体や行政の都合等も考えると、4月が実施に適した時期です。このため、今年は中止となりました。しかし中止になったからといってゴミは消えません。たくさんのゴミが見える状態で放置されているのはとても残念な事です。

 イベントとしての河北潟クリーン作戦は中止しましたが、予定していた8地点のうちのひとつの地点で、自主的にゴミ拾いを行いました。数人で、話すこともなく黙々とゴミ拾いを約1時間半続けました。この地点は今年新たに加わった地点で、これまで河北潟クリーン作戦でのゴミ拾いは行われていなかった地点です。これまで樹木がたくさんあった場所ですが、国土強靱化の号令の下に、2019年末から大規模な伐採が行われた場所です。(樹木伐採についてはこちら⇒http://kahokugata.sblo.jp/article/187117117.html )これまで覆い隠されていた場所の、たまりにたまったゴミが露わになっています。

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ゴミ拾い前

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ゴミ拾い後 手前はきれいになりましたが奥にはゴミがたくさん残っています

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ゴミ拾い中

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拾い集めたごみ

 どのようなゴミがあったのか、河北潟湖沼研究所で調べました。以下に紹介していきます。
<発泡スチロール箱>かさでいえば一番多かったのが発泡スチロール箱です。ゴミ袋11袋プラス7箱ありました。軽いのですがとてもかさばります。厄介なのは砕けて細かくなったものです。壊れやすいので、バラバラになりやすく、あちこちに飛び散っていました。とても軽いのでわざと捨てた、というよりは思いがけず風で吹っ飛ばされてしまった、というものも多いのではないかなと思います。
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細かくなると草に隠れて見つけにくいです。

<プラゴミ>12袋ありました。バケツや鉢他、何かの容器が砕けたものが多かったです。食品かお弁当が入っていたような容器が砕けたものも多かったです。このようにどんどん砕けて小さくなり、魚などがエサと間違えて食べてしまう事も問題です。箱型のプランターも複数個ありました。

<ペットボトル>9袋でしたが、ものの数で言えば一番多かったのではないでしょうか。不思議なのは律義にフタをきっちり閉めてあるものが多いことです。フタをきっちり閉める律義さがあるなら、ゴミ箱に捨ててほしいです。外側のフィルムは剥がれてしまったものがほとんどでした。細かくなってどこかを漂っているのでしょう。

<空き缶(飲料)>2袋。中にたばこの吸い殻をいっぱいに詰めているものもありました。

<ビン>3袋ありました。重いです。栄養ドリンクが入っていたのであろう茶色ビンが多かったです。お酒の大きなビンも何本もありました。それから調味料が入っていたビンです。作業中に1本割ってしまいました。ゴミ拾いの時は気をつけなければいけません。
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<ボール>19個ありました。軟式ボールが多かったです。きっとどこか上流から流れ着いたのでしょう。落とした子(たぶん)は無念だったでしょうね。
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<牛乳パックなどを運搬する箱>牛乳パックの運搬用コンテナです。5箱ありました。返却するのが面倒くさかったのでしょうか。

<そのほか>食器用洗剤、使いかけでした。/お好み焼き用ソース、これも使いかけでした。/ライター、数個/未開封のビール缶/未開封の食用油、賞味期限が10年前のもので2本ありました。/整髪料やシェービングクリーム?の空き缶、まだ少し中身が残っていました。/電球1個/蛍光灯1本/給食の配膳に使われているようなアルミトレー1個/壊れた三角コーン/スコップの先だけ/手箕(てみ)/バット2本/タイヤ1本/ヘルメット、会社名に名前も入っていたので捨てたのではなく不意に落としてしまったのでしょう。/大きな布の袋のようなもの(風袋?)/サンダル3個(片方だけ)等
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 ゴミの内容は以上のような感じでした。わずか数名での作業でしたがゴミの量がとても多く、例年数十人〜百人単位でひとつの地点で拾い集める量と同じくらいのゴミがありました。でもこの日拾うことができたのはほんの一画だけで、まわりにはまだまだたくさんのゴミが残っています。
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手つかずのエリア

来年27回の河北潟クリーン作戦が実施できる状況になっていることを願っていますが、現状から考えると新型コロナウイルスが来年に終息しているとも思えず、数百人、数千人以上の大きなイベントはこれまでのように実施できない状態が数年は続いてしまうのかなとも思います。来年には収まっていて、また以前のような形でゴミ拾いを実施できることが一番よいのですが、そうはならなかった時用のできる形も今から考えておかないといけないのかなとも思います。
 しかしゴミをたくさん見ていると、これはどんな状況で捨てられた/落としたのかなあ、といろいろ想像してしいますね。
タグ:ゴミ拾い
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2020年04月15日

こなん水辺公園解説員配置休止のお知らせ(4/18〜5/3)

【こなん水辺公園解説員配置休止のお知らせ】
こなん水辺公園で3月〜11月までの毎週土日10:00〜14:00に自然解説員を配置していますが、公園を管理する金沢市より要請があり、4月18日(土)から5月3日(日)までの期間、解説員の配置を休止いたします。
再開の際はまたご案内します。
*この期間も公園自体は開いています。


⇒5月9日(土)より再開しました。
5月末までは以下のように対応いたします。
・解説員対応は少人数(2〜3人)のみとなります。
・公園備品(網・虫かご・双眼鏡等)は貸し出しできません。
・各自で網や虫かごを持参して生きもの観察をすることはできます。観察した後は元の場所に逃がしてください。
・公園ではお互いに距離をとるように気をつけましょう。
よろしくお願いいたします。


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posted by ちゅうひくん at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報

2020年03月11日

(参加募集)3/29ワークショップ 河北潟の自然再生と再汽水化について

 河北潟の環境と生態系の劣化に対して、外来植物の除去活動やビオトープの造成などを行ってきましたが、主要な問題である水質問題は解決しておらず、この問題の解決には、大胆に潟のあり方を大きく見直す必要があることが考えられます。
 河北潟湖沼研究所では、河北潟を農業用溜池としての限定的な利用ではなく、地域が河北潟の生態系サービスを再び受けられるように、潟の再汽水化を含めて検討することを提案しています。
 再汽水化を検討する上で、地域住民の賛同があることが必須であり、河北潟湖沼研究所では、河北潟の環境問題と再汽水化ついての住民の意識を把握するため、アンケート調査を実施しました。
 この度、アンケート結果の解析に基づき、河北潟の自然再生と再汽水化について考えるワークショップを開催します。
 コーディネーターとして、金沢大学人間社会研究域附属地域政策研究センター准教授の菊地直樹さんをお招きし、地域の住民の皆様とともに河北潟の将来像を考えていきたいと思います。

日時 2020年3月29日(日)13:00〜15:30
会場 こなん水辺公園管理学習棟(石川県金沢市東蚊爪町マ51)
申込 info@kahokugata.sakura.ne.jp
   無料で、どなたでもご参加いただけます。
COVID-19対策として、天気が良ければ縁側の窓を全開にして、春の息吹を感じながら行いたいと思います。

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(参加募集)3/15春のヨシ刈りin河北潟干拓地

春のヨシ刈りin河北潟干拓地
──────────────────o○
河北潟干拓地ではあちこちでヒバリがさえずっています。
河北潟干拓地でヨシ刈りを実施します。
元気に体を動かしましょう。1m以上距離をあけて作業します 。

日時 2020年3月15日(日)13:30〜15:30
場所 河北潟干拓地 銭五橋西側の格納庫(駐車場)
   https://goo.gl/maps/NT5pL8pb28u4ZYUMA
   交差点近くの防風林帯のヨシ舟展示場所周辺で実施。
内容 ヨシやオギの刈り取り。
   小さなセイタカアワダチソウの抜き取り。
準備 動きやすい服装、マスク、長靴
   軍手と鎌はこちらで準備します。
主催 NPO法人河北潟湖沼研究所
申込 要
(参加される方のお名前とご年齢を下記までお知らせください。)
 メール info@kahokugata.sakura.ne.jp

写真は秋のヨシです。
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(報告)3/8河北潟流域シンポジウム・河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全を実施しました

 3月8日、河北潟流域シンポジウム「河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全」を実施しました。新型コロナウイルス対策として、Zoomを使ったネット配信も取り入れての実施でした。
 河北潟湖沼研究所の川原より開始のあいさつがされた後、兵庫県豊岡市からコウノトリ湿地ネット代表の佐竹節夫さんによる「多様な主体の連携による円山川水系の自然再生とコウノトリ野生復帰の取り組み」と題した講演が行われました。コウノトリ野生復帰をきっかけとして進んでいった自然再生についてご紹介いただき、コウノトリが住む環境は、人にとっても豊かな環境である、という考えの下、市民、行政、農家、JA等、様々な方が連携して取り組みが進んできた経緯についてお話しいただきました。次に日本野鳥の会参与・ラムサールネットワーク日本共同代表の金井裕さんより「鳥の生息保全と河川整備」との題で、河川環境、河川でのモニタリングや河川法の現状と課題についてお話しいただきました。事例報告では河北潟周辺、金腐川、森下川それぞれでの取り組みについて報告がされました。河北潟については河北潟湖沼研究所の番匠より、河北潟の取組や河北潟流域住民に対するアンケート結果の報告をしました。金腐川流域からは、夕日寺1300年協議会・夕日寺歴史研究会の植田卓志さんより、「夕日寺の再発見・100年先の未来へ」との題で、金腐川の変遷や、金腐川で実施している環境学習、水質調査、今後の課題等をご紹介いただきました。森下川流域の牧山町で活動する農事組合法人まっきゃまの橋田由美子さんからは、「まっきゃまのあゆみ」との題で、牧山町で地元の農産物を使ったブランド作りやSDGsの取組、これからの展開等をご紹介いただきました。
さいごのパネルディスカッションでは河北潟湖沼研究所理事長の高橋がコーディネーターとなり、河北潟における流域連携の必要性について説明がされ、流域連携を作るためにどうしたらよいかを話し合いました。旗印をつくる、マスコミを利用する、行政への働きかけを強めるといった意見の他、まずは水質調査やゴミ拾い等を、タイミングをあわせてやってみてはどうか、地域での小規模ワークショップの実施、自然再生の実験ができる場を作り、実験をしていってはどうか等の提案が出されました。
 この度のシンポジウムで、河北潟湖沼研究所のイベントとしては、はじめてネット配信を取り入れました。配信でご覧いただいていた方には、会場からの音声が聞き取りにくい部分が多かったようで、申し訳ございませんでした。ネット配信については、これから色々な場面で活用の機会が出てくると思いますが、改善していきたいと思います。
 シンポジウムにご参加、ご協力いただいた皆様どうもありがとうございました。
*本イベントは地球環境基金の助成を受けて河北潟湖沼研究所が実施しました。

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2020年03月10日

中止・河北潟クリーン作戦 4月19日(日)のご案内

2020年河北潟クリーン作戦は中止となりました。

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【中止のお知らせ】
2020年4月19日(日)に予定していた河北潟クリーン作戦は中止となりました。ご準備いただいていた皆様にはたいへん申し訳ございません。来年の27回はなんとしても実施したいと考えております。引き続きご協力の程、よろしくお願いいたします。(河北潟クリーン作戦実行委員会事務局より)

*河北潟クリーン作戦は中止となりましたが、自主的なゴミ拾いを行いました。こちらで報告しています⇒ http://kahokugata.sblo.jp/article/187409376.html


第26回 河北潟クリーン作戦
4月19日に開催を予定しております。

今年はコロナウィルスの問題により、色々と対策が必要です。実行委員会で協議し、準備をすすめております。参加いただく皆様にはマスクの着用をお願いいたします。また、体調の悪い方など、無理な参加は控えてください。注意事項につきましては、開催前に改めて、ブログやフェイスブックでお伝えしたいと思います。

今年、新しい地点G(受付G)が設置されました。
湖北大橋の東の湖岸沿いに非常にたくさんのゴミがあることから、この場所でゴミ拾いができればと提案・調整し、新しく地点が設置されました。東部承水路の堤防工事により、草木が刈られたことで、ゴミが目立つようになりました。ゴミが取りやすくなりましたので、この機会に除去できればと思います。

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チラシのPDFはこちら
河北潟クリーン作戦チラシ.pdf

第26回 河北潟クリーン作戦
開催日:2020年4月19日(日)9:00〜10:00
2020年河北潟クリーン作戦は中止となりました。
内 容:河北潟の湖岸8地点での清掃活動
主 催:河北潟クリーン作戦実行委員会
後 援:石川県
協 力:河北潟環境対策期成同盟会、河北潟水質連絡協議会
事務局:NPO法人河北潟湖沼研究所



posted by ちゅうひくん at 17:00| Comment(0) | イベント情報

2020年03月06日

Zoom参加についてのご案内(3/8シンポジウム)

3/8に実施するシンポジウム「河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全」のZoom参加についてのご案内です。

シンポジウム「河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全」
・日時 2020年3月8日(日)13:15-16:45(開場:13:00)
イベント詳細はこちら http://kahokugata.sblo.jp/article/187162827.html

このシンポジウムはZoomでもご参加いただけます。Zoomは、インターネットに接続されたPC、スマホ、タブレットいずれでも使用でき、ご自宅等どこからでもご参加いただけます。
参加にはミーディングIDとパスワードが必要となります。お申込みいただいた方に、折り返しご案内しますので、参加ご希望の方は下記フォームよりお申込みください。

<申込先>
主催・河北潟湖沼研究所
申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1548486146tMPNdZZH

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<Zoom参加の仕方>
Zoomアプリまたはブラウザからご覧いただけます。以下にそれぞれの方法を記載しました。機種やブラウザによって違う形で表示されることもあるかもしれませんが、ご参照ください。
なお、Zoomでの開催にあたりラムサール・ネットワーク日本に協力をいただいており、ミーティングルームはRamsar Network Japanと表示されます。


■Zoomアプリによる参加
・Zoomアプリを初めてご利用になる方は、Zoomのインストールが必要です。
インストールはご案内したURLからアクセスするとダウンロード画面がでますので、そちらよりダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルを実行し、インストールしてください。
ダウンロードとインストールのみ事前に行うこともできます。


・インストールされたアプリを開き「ミーティングに参加」ボタンをクリックします。
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・お知らせしたミーティングIDとお名前を入力して、「自分のビデオをオフにする」にチェックが入っている状態にして、「参加」ボタンをクリックしてください。
(「自分のビデオをオフにする」にチェックが入っていない場合、WEBカメラが付いている端末では、カメラに写っているものが他の方にも見える状態になります)
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・お知らせしたパスワードを入力して、「ミーティングに参加」ボタンをクリックしてください。
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・「コンピューターでオーディオに参加」ボタンをクリックして参加となります。
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■ブラウザからの参加

・当日開始時間近く(13:00頃)になりましたら、ご案内したURLよりブラウザでアクセスしてください。
・「ミーティングに参加」ボタンをクリックします。
・お知らせしたパスワードとお名前を入力して、「参加」ボタンをクリックしてください。
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ご参加お待ちしております。
posted by ちゅうひくん at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報

2020年02月15日

(参加募集)3/8河北潟流域シンポジウム・河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全

シンポジウム「河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全」

*チラシPDFはこちら

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※Zoom参加を募集しています(2020年3月3日追記)

このシンポジウムはZoomでもご参加いただけます。Zoomは、インターネットに接続されたPC、スマホ、タブレットいずれでも使用できます。ご自宅等どこからでもご参加いただけます。
参加にはミーディングIDとパスワードが必要となります。お申込みいただいた方に、折り返しご案内しますので、参加ご希望の方は下記フォームよりお申込みください。

<申込先>
主催・河北潟湖沼研究所
申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1548486146tMPNdZZH

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<Zoom参加の仕方>

下記ページでご案内しております。
http://kahokugata.sblo.jp/article/187238122.html


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※実施について(2020年2月26日追記)

シンポジウムは実施予定です。
ネットでの動画中継の準備をすすめています。(ZOOMを利用予定です。)
体調がすぐれない(咳が出る、風邪のような症状がある等)、参加に不安がある場合は、そちらをご利用いただいてのご参加をご検討ください。
講演要旨等資料の公開も検討中です。

<会場への参加を検討されている方へ>
・体調がすぐれない場合、参加をご遠慮ください。
・咳エチケットを守ってください。(マスクを着用する。マスクがない場合、ティッシュやハンカチで口と鼻を覆うまたは上着の袖や内側で覆う)
・当日、主催者側の判断で、参加をお断りさせていただく場合がございます。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。
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シンポジウム「河北潟から考える多様な主体の連携による流域の保全」
・日時 2020年3月8日(日)13:15-16:45(開場:13:00)
・会場 近江町交流プラザ集会室
    (〒920-0907 石川県金沢市 青草町88 近江町いちば館4階)
     https://goo.gl/maps/WdybX11puH6kzeAB9
・参加費 無料
・主旨
 クリーン作戦や外来植物の除去活動、水質調査や自然観察会など、河北潟の自然環境を守るための取り組みが続けられ、河北潟の環境に関心を持つ人が増えています。成果もある一方で、なかなか改善されない問題も残っています。例えば、河北潟の水質は現在も農業用水基準を満すことができていません。野生生物の生息環境も改善されていません。
 河北潟の水は、周辺の山谷から流れ出し、流域の田畑を潤し、住宅地や商業地を通って、河北潟に注いでいます。河北潟周辺の産業や生活が河北潟の水質や水域環境に大きな影響を及ぼしています。流域全体で、健全な水を生み出す取り組みや水系を活かした自然環境の保全の取り組みができれば、河北潟の環境改善につながるばかりか、流域全体が豊かで住みやすい地域とすることができます。
 全国では、そうした流域連携の取り組みが既に行われています。特別講演では、コウノトリを象徴として野生生物と共生する取り組みを行っている豊岡市の事例、首都圏を中心として野鳥の保護に取り組むいくつかの河川での事例を紹介いただきます。次に河北潟流域の上〜下流までの取り組みを報告し、先進地での取り組みを河北潟水系での問題と重ね合わせることにより、問題解決の方向を探ります。

・内容、予定
13:00開場
13:15開始、挨拶
13:25【特別講演】
多様な主体の連携による円山川水系の自然再生とコウノトリ野生復帰の取り組み(佐竹節夫/コウノトリ湿地ネット代表)
鳥の生息保全と河川整備(金井 裕/日本野鳥の会参与 ラムサール・ネットワーク日本共同代表)
14:50〜15:00休憩
15:00【報告】
河北潟・番匠尚子(河北潟湖沼研究所理事)
夕日寺町・植田卓志(夕日寺1300年協議会/夕日寺歴史研究会
牧山町・橋田由美子(農事組合法人まっきゃま)
16:00【ディスカッション】
河北潟で求められる流域連携による保全と管理
16:45終了

<懇親会について>
*シンポジウム後に懇親会を予定していましたが、取りやめとさせて頂きます。
シンポジウム終了後、懇親会を予定しています。
場所は会場近く、時間は18:00〜20:00、会費5,000円を予定しています。
懇親会にも参加ご希望の方は、お申し込み時にお知らせください。


<参加申し込み>
主催・河北潟湖沼研究所までお申込みください。
Zoomで参加の場合も下記よりお申込みをお願いいたします。
お申込みいただいた方にZoomのミーティングIDとパスワードを折り返しご連絡いたします。
申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1548486146tMPNdZZH
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
*メールの場合はお名前、ご住所をお知らせください。

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*本イベントは地球環境基金の助成を受けて河北潟湖沼研究所が実施します。
posted by ちゅうひくん at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報