第28回河北潟クリーン作戦は、予定通り本日2022年4月17日(日)9:00より実施します。
水辺のゴミをひろって美しい河北潟を守りましょう。
みなさまのご参加、ご協力をよろしくお願いします。
チラシPDFはこちら⇒チラシ表面.pdf チラシ裏面.pdf
<河北潟クリーン作戦>
・日時/2022年4月17日(日)9:00〜10:00
・実施場所/河北潟の湖岸8地点
・受付/8か所の受付が河北潟周囲に設けられます。9:00までに参加したい地点の受付に集合し、必ず受付で
名簿に記入ください。新型コロナ感染対策として、記入用のマイペンを持参いただけると助かります。
(受付の場所)
・受付A 金沢競馬場近く https://goo.gl/maps/F8EQAqVWuiD2
・受付B 才田大橋南の広場 https://goo.gl/maps/qKkv3bBCyfr
・受付C 湖南大橋近く https://goo.gl/maps/2bedVpK8Uix
・受付D 津幡漕艇場 https://goo.gl/maps/SQzFRBRStEz
・受付E 宇ノ気水辺公園 https://goo.gl/maps/wAn5UUo5ySn
・受付F 蓮湖渚公園駐車場 https://goo.gl/maps/Mxqf4iKi6TD2
・受付G 湖北大橋近く https://goo.gl/maps/CnsRPgkGxF9355279
・受付H 森下川河口近く https://goo.gl/maps/5pDPiS1t9uU6qdEM7
主催/河北潟クリーン作戦実行委員会
事務局/NPO法人河北潟湖沼研究所
※お問い合わせ・連絡先 事務局 NPO法人河北潟湖沼研究所
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
電 話 076-288-5803 FAX 076-255-6941
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2022年04月17日
2022年03月12日
石川知事選、金沢市長選候補者からの回答まとめ
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選及び金沢市長の立候補者に対して、河北潟と流域における環境保全等に関する見解を伺うため、公開質問状を送付いたしました。
3月12日午後7時現在までに、石川県知事選候補者においては、山田しゅうじさん、いいもりひろこさんよりご回答をいただきました。また、金沢市長選候補者においては、森かずとしさん、中内てるこさん、永井みきこさん、こまい大祐さんよりご回答をいただきました。各候補者には、選挙戦のお忙しい中で、丁寧にご対応いただきまことにありがとうございました。
候補者によりご回答の内容は異なりましたが、河北潟の環境保全の必要性、環境施策への市民参加の重要性について認識されている点は、いずれの候補者も共通していました。
私たちの主張とは異なるご見解もみられましたが、多くは事実認識の違いや、私たちの主張がまだ十分に理解されていない(説明できていない)ことが原因と思われます。一致点をつくるためには、多くの回答者が述べられているように話し合いをすることが大切だと思われます。そのためには、市民とのコミュニケーションを大切にし市民からの質問に丁寧に応えることができる人に知事、市長になっていただくことが肝要です。そのため、各候補者からのご回答は、パートナーシップによる河北潟の環境保全・改善進める上での大切な情報として共有させていただきます。すでにこのブログで紹介させていただいておりますが、以下に再度掲載先の一覧をお知らせいたします。
ご回答をいただいた石川県知事選立候補者と回答
山田修路さん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189366403.html)
いいもりひろこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189372415.html)
ご回答をいただいた金沢市長選立候補者と回答
森かずとしさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189364116.html)
中内てるこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189366310.html)
永井みきこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189374672.html)
こまい大祐さん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189376718.html)
知事選立候補者と市長選立候補者への質問全文はこちら(http://kahokugata.sblo.jp/article/189359448.html)
3月12日午後7時現在までに、石川県知事選候補者においては、山田しゅうじさん、いいもりひろこさんよりご回答をいただきました。また、金沢市長選候補者においては、森かずとしさん、中内てるこさん、永井みきこさん、こまい大祐さんよりご回答をいただきました。各候補者には、選挙戦のお忙しい中で、丁寧にご対応いただきまことにありがとうございました。
候補者によりご回答の内容は異なりましたが、河北潟の環境保全の必要性、環境施策への市民参加の重要性について認識されている点は、いずれの候補者も共通していました。
私たちの主張とは異なるご見解もみられましたが、多くは事実認識の違いや、私たちの主張がまだ十分に理解されていない(説明できていない)ことが原因と思われます。一致点をつくるためには、多くの回答者が述べられているように話し合いをすることが大切だと思われます。そのためには、市民とのコミュニケーションを大切にし市民からの質問に丁寧に応えることができる人に知事、市長になっていただくことが肝要です。そのため、各候補者からのご回答は、パートナーシップによる河北潟の環境保全・改善進める上での大切な情報として共有させていただきます。すでにこのブログで紹介させていただいておりますが、以下に再度掲載先の一覧をお知らせいたします。
ご回答をいただいた石川県知事選立候補者と回答
山田修路さん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189366403.html)
いいもりひろこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189372415.html)
ご回答をいただいた金沢市長選立候補者と回答
森かずとしさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189364116.html)
中内てるこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189366310.html)
永井みきこさん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189374672.html)
こまい大祐さん(http://kahokugata.sblo.jp/article/189376718.html)
知事選立候補者と市長選立候補者への質問全文はこちら(http://kahokugata.sblo.jp/article/189359448.html)
2022年03月05日
こまい大祐さん(金沢市長選の立候補予定者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
金沢市長選の立候補を表明されているこまい大祐さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
A.河北潟の水質については、CODが環境基準を上回るなど水質汚濁が進んでいるという認識があります。この水質汚濁の原因のひとつとして、一次産業への水利用が挙げられるということも認識しています。しかし、河北潟の水源は近隣の一次産業を行うために欠かせない貴重な資源であることから、生態系維持含めた河北潟の保全と一次産業の振興が両立するような環境保全型農業の推進などの対策を進めていきたいと考えています。また、問題となっている生活排水を減らすなどに取り組んでいきたいと考えています。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
A.河北潟のラムサール条約湿地への登録へ向けて、現在課題になっている点は鳥獣保護区特別保護地区に指定されていないことはもちろんありますが、河北潟の近隣で農業などを営む事業者への制約がかかってしまうことも挙げられます。現時点では、河北潟は多様な動植物が生息する湿地であり、それを保護する意味でもラムサール条約への登録は意義のあるものであると考えています。しかし、河北潟の魅力は生態系だけに限らず、その豊かな資源を用いた一次産業にもあると考えています。質問1の回答とも重なりますが、両者が得する仕組みを産官学連携で研究しつつ、何よりも河北潟にの関係者と対話を通して、最も効果的な方策を考えて参ります。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
A. 大切な自然が残っている河北潟において、自然に感謝すると共に、河北潟の歴史や環境についても学べるアクティビティを備えたSDGsツーリズム等の実施を通した地域振興を推進していきたいと考えております。
金沢市長選の立候補を表明されているこまい大祐さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
A.河北潟の水質については、CODが環境基準を上回るなど水質汚濁が進んでいるという認識があります。この水質汚濁の原因のひとつとして、一次産業への水利用が挙げられるということも認識しています。しかし、河北潟の水源は近隣の一次産業を行うために欠かせない貴重な資源であることから、生態系維持含めた河北潟の保全と一次産業の振興が両立するような環境保全型農業の推進などの対策を進めていきたいと考えています。また、問題となっている生活排水を減らすなどに取り組んでいきたいと考えています。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
A.河北潟のラムサール条約湿地への登録へ向けて、現在課題になっている点は鳥獣保護区特別保護地区に指定されていないことはもちろんありますが、河北潟の近隣で農業などを営む事業者への制約がかかってしまうことも挙げられます。現時点では、河北潟は多様な動植物が生息する湿地であり、それを保護する意味でもラムサール条約への登録は意義のあるものであると考えています。しかし、河北潟の魅力は生態系だけに限らず、その豊かな資源を用いた一次産業にもあると考えています。質問1の回答とも重なりますが、両者が得する仕組みを産官学連携で研究しつつ、何よりも河北潟にの関係者と対話を通して、最も効果的な方策を考えて参ります。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
A. 大切な自然が残っている河北潟において、自然に感謝すると共に、河北潟の歴史や環境についても学べるアクティビティを備えたSDGsツーリズム等の実施を通した地域振興を推進していきたいと考えております。
2022年03月04日
永井みきこさん(金沢市長選の立候補予定者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
金沢市長選の立候補を表明されている永井みきこさんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
周辺地域の里山や水辺の保全・活用に取り組むことを重点政策としています。河北潟の水質悪化の要因に対しては、生き物元気米のように環境に配慮した農業を支援していきます。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
「人よし、環境よし、経済よしの三方スマイル」を方針としており、環境よしという意味では当然、野生生物の生息環境の保全は極めて大切と考えます。ラムサール条約登録は重要であると認識し、石川県に積極的に働きかけていきます。また金沢にある国連大学ユニットの国際的ネットワークなどとも連携し、情報収集、発信を行います。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
これまで、様々なワークショップを主催し、環境に関しても議論してきました。また、私自身様々なNPO活動にも携わってきました。私の政治姿勢は、多様な人々の意見を集め、政策にまとめていく新しい意思決定の仕組みをつくりあげることです。河北潟は、4市町が管理に関わっておりその枠組みを推進するなかで、金沢市がリーダーシップを発揮して、自然再生事業を推進していきます。持続可能な地域振興策は、これまでずっと提言してきたことであり、一番の基本政策です。
金沢市長選の立候補を表明されている永井みきこさんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
周辺地域の里山や水辺の保全・活用に取り組むことを重点政策としています。河北潟の水質悪化の要因に対しては、生き物元気米のように環境に配慮した農業を支援していきます。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
「人よし、環境よし、経済よしの三方スマイル」を方針としており、環境よしという意味では当然、野生生物の生息環境の保全は極めて大切と考えます。ラムサール条約登録は重要であると認識し、石川県に積極的に働きかけていきます。また金沢にある国連大学ユニットの国際的ネットワークなどとも連携し、情報収集、発信を行います。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
これまで、様々なワークショップを主催し、環境に関しても議論してきました。また、私自身様々なNPO活動にも携わってきました。私の政治姿勢は、多様な人々の意見を集め、政策にまとめていく新しい意思決定の仕組みをつくりあげることです。河北潟は、4市町が管理に関わっておりその枠組みを推進するなかで、金沢市がリーダーシップを発揮して、自然再生事業を推進していきます。持続可能な地域振興策は、これまでずっと提言してきたことであり、一番の基本政策です。
2022年03月03日
いいもりひろこさん(石川県知事選立候補者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
石川県知事選に立候補された飯森博子(いいもりひろこ)さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
河北潟自然再生協議会事務局 御中
いいもりひろこ事務所 公開質問状への回答
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
令和3年度版県環境白書においても、河北潟などの湖沼では、有機物による汚濁の状況を示すCODの環境基準を達成していないことが指摘され、閉鎖性水域の水質改善に向け、平成25年度から河北潟内灘排水機場吐出口に水質浄化材を設置し、実証実験を続けているのはご存じのとおりです。
白書では「窒素やリンを栄養源とした植物プランクトンの増殖(内部生産)が環境基準の達成を難しくして」いるとしており、なぜこういう問題が起こるか発生源対策、水質改善に向けて、有識者の知見と地元の合意をふまえて取り組む必要があると考えます。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
ラムサール条約湿地登録には、国指定の鳥獣保護区の特別保護地区に指定されることが前提となっているようで、水面の埋立干拓や工作物の設置等に一定の制約がかかるとのことです
環境省は平成20年9月にラムサール条約湿地の登録推進へ、2万羽以上の水鳥が生息できる等の国際基準を満たすと認められる湿地を潜在候補地として選定し、河北潟を含めた能登半島西海岸及び湖沼群(金沢市から羽咋市までの3市3町)がこの潜在候補地に選定されているようです
乱開発を抑えるなどして鳥獣保護区を拡大することは大切だと考えますし、地元市町や地域住民、営農者など関係者の合意と理解と得ながら進めていくことが大事と思います。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
地域住民やNPОの役割は大変大事だと思います。県や市町、住民、営農者などの関係者が、お互いの意見を尊重しながら意見を交流できる場を持つことが大事と思いますし、県がそうした場をまず提供することから始めるのも選択肢のひとつと思います。
自然再生協議会への参加については、まず意見交換をすることから始めていけばどうかと考えます。
これまでの道路、ダム建設など自然環境を破壊してきたことを検証し、河北潟流域の農業団体や自然環境保護団体が共存・尊重の立場で話し合い、知恵を出し合うことが必要と考えます。そのうえで、例えば「環境保全型ゾーニング」の設定、すなわち住民の生活環境を保全するともに、営農が可能な区域、立地規制をかける区域を分けることも検討してはどうでしょうか。
石川県知事選に立候補された飯森博子(いいもりひろこ)さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
河北潟自然再生協議会事務局 御中
いいもりひろこ事務所 公開質問状への回答
2022年3月2日
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
令和3年度版県環境白書においても、河北潟などの湖沼では、有機物による汚濁の状況を示すCODの環境基準を達成していないことが指摘され、閉鎖性水域の水質改善に向け、平成25年度から河北潟内灘排水機場吐出口に水質浄化材を設置し、実証実験を続けているのはご存じのとおりです。
白書では「窒素やリンを栄養源とした植物プランクトンの増殖(内部生産)が環境基準の達成を難しくして」いるとしており、なぜこういう問題が起こるか発生源対策、水質改善に向けて、有識者の知見と地元の合意をふまえて取り組む必要があると考えます。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
ラムサール条約湿地登録には、国指定の鳥獣保護区の特別保護地区に指定されることが前提となっているようで、水面の埋立干拓や工作物の設置等に一定の制約がかかるとのことです
環境省は平成20年9月にラムサール条約湿地の登録推進へ、2万羽以上の水鳥が生息できる等の国際基準を満たすと認められる湿地を潜在候補地として選定し、河北潟を含めた能登半島西海岸及び湖沼群(金沢市から羽咋市までの3市3町)がこの潜在候補地に選定されているようです
乱開発を抑えるなどして鳥獣保護区を拡大することは大切だと考えますし、地元市町や地域住民、営農者など関係者の合意と理解と得ながら進めていくことが大事と思います。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
地域住民やNPОの役割は大変大事だと思います。県や市町、住民、営農者などの関係者が、お互いの意見を尊重しながら意見を交流できる場を持つことが大事と思いますし、県がそうした場をまず提供することから始めるのも選択肢のひとつと思います。
自然再生協議会への参加については、まず意見交換をすることから始めていけばどうかと考えます。
これまでの道路、ダム建設など自然環境を破壊してきたことを検証し、河北潟流域の農業団体や自然環境保護団体が共存・尊重の立場で話し合い、知恵を出し合うことが必要と考えます。そのうえで、例えば「環境保全型ゾーニング」の設定、すなわち住民の生活環境を保全するともに、営農が可能な区域、立地規制をかける区域を分けることも検討してはどうでしょうか。
2022年02月28日
山田修路さん(石川県知事選立候補者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
石川県知事選に立候補さた山田修路さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
河北潟自然再生議会事務局 御中
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
河北潟の水質の状況は、令和2年の水質調査では、COD、全窒素、全リンの項目で、減少傾向が見られます。水質浄化材の検証や生活排水処理施設整備などのほか、河北潟に流入している5つの河川についても、引き続き、検証を進め、必要に応じて対策を講じていきます。
水利用については、河北潟は、干拓地の周縁や砂を客土した一部の圃場以外は、大部分が重粘土質であり、また、平均海抜がマイナス2mであることや、地下水位が高いことに加え、近年、地盤沈下や都市化の進展、降雨量の変化による流出形態の変化に起因して、農業用排水施設の排水機能が低下したため湛水被害が頻発しています。
また、河北潟放水路防潮水門は、大規模地震により損壊した場合、排水機能及び防潮機能を喪失や、地域や農地に甚大な被害を及ぼす恐れがあるため、国営事業として、令和元年より13カ年に亘り、排水機場、幹線排水路の改修と河北潟放水路防潮水門の耐震化対策や排水機場を改修することで、農業用排水施設の排水機能を回復し、湛水被害の軽減や、農業生産の維持及び農業経営の安定と、国土の保全に努めるものです。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
国では、生物多様性戦略改定の検討がなされており、2030年までに取り組むべきポイントとして
@生存基盤となる多様で健全な生態系が確保された社会
A自然の恵みの持続可能な利用がなされる社会
B生物多様性の主流化による変革がなされた社会
この3つのポイントを支える戦略の構成・実施体制の改善と戦略の構造の明確化、施策間のシナジーを生む方策、様々な主体の参画促進に向けた目標・指標の設定などが検討されています。
野生生物などの生態系と環境保護の取組は、持続可能な社会を目指す上で、農林水産業・食品産業分野においても、利益の源泉を自然資本や環境に大きく依存しており、持続的に発展するためには、自然資本や環境を維持・向上させていく必要があります。
ラムサール条約の登録については、農山漁村からはじまるSDGsの取組の中で、地域関係者や市町関係者の皆さまと協議・検討を重ねたうえで、進めるべきと考えます。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
河北潟は、県内最大の面積を持つ湖沼であり、カモやハクチョウなど、多数の野鳥が飛来し、野鳥観察の場として知られていることやワカサギなどの釣り場としても多く人に親しまれています。河北潟の保全は、利用する人々のマナーの向上やごみの不法投棄など地域住民の方々の参画による、コミュニティ活動も重要であり、自治体間の連携強化しながら、自然環境と調和した地域振興を図ることが重要と考えます。
石川県知事選に立候補さた山田修路さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
2022年2月28日
河北潟自然再生議会事務局 御中
山田修路
石川県知事選立候補者への公開質問状(回答)
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
河北潟の水質の状況は、令和2年の水質調査では、COD、全窒素、全リンの項目で、減少傾向が見られます。水質浄化材の検証や生活排水処理施設整備などのほか、河北潟に流入している5つの河川についても、引き続き、検証を進め、必要に応じて対策を講じていきます。
水利用については、河北潟は、干拓地の周縁や砂を客土した一部の圃場以外は、大部分が重粘土質であり、また、平均海抜がマイナス2mであることや、地下水位が高いことに加え、近年、地盤沈下や都市化の進展、降雨量の変化による流出形態の変化に起因して、農業用排水施設の排水機能が低下したため湛水被害が頻発しています。
また、河北潟放水路防潮水門は、大規模地震により損壊した場合、排水機能及び防潮機能を喪失や、地域や農地に甚大な被害を及ぼす恐れがあるため、国営事業として、令和元年より13カ年に亘り、排水機場、幹線排水路の改修と河北潟放水路防潮水門の耐震化対策や排水機場を改修することで、農業用排水施設の排水機能を回復し、湛水被害の軽減や、農業生産の維持及び農業経営の安定と、国土の保全に努めるものです。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
国では、生物多様性戦略改定の検討がなされており、2030年までに取り組むべきポイントとして
@生存基盤となる多様で健全な生態系が確保された社会
A自然の恵みの持続可能な利用がなされる社会
B生物多様性の主流化による変革がなされた社会
この3つのポイントを支える戦略の構成・実施体制の改善と戦略の構造の明確化、施策間のシナジーを生む方策、様々な主体の参画促進に向けた目標・指標の設定などが検討されています。
野生生物などの生態系と環境保護の取組は、持続可能な社会を目指す上で、農林水産業・食品産業分野においても、利益の源泉を自然資本や環境に大きく依存しており、持続的に発展するためには、自然資本や環境を維持・向上させていく必要があります。
ラムサール条約の登録については、農山漁村からはじまるSDGsの取組の中で、地域関係者や市町関係者の皆さまと協議・検討を重ねたうえで、進めるべきと考えます。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
河北潟は、県内最大の面積を持つ湖沼であり、カモやハクチョウなど、多数の野鳥が飛来し、野鳥観察の場として知られていることやワカサギなどの釣り場としても多く人に親しまれています。河北潟の保全は、利用する人々のマナーの向上やごみの不法投棄など地域住民の方々の参画による、コミュニティ活動も重要であり、自治体間の連携強化しながら、自然環境と調和した地域振興を図ることが重要と考えます。
中内てるこさん(金沢市長選の立候補予定者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
金沢市長選の立候補を表明されている中内てるこさんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
回答にあたって、日頃より、河北潟の環境改善と自然保護に並々ならぬご努力をされていることに敬意を表すると共に感謝申し上げます。
今後とも皆様の活動の一助となればとの思いで以下述べさせていただきます。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
河北潟は、もともと海水が流入する汽水域であったものが、1963年から国により、河北潟干拓事業として進められ、河北潟の2/3の面積が農地となり、淡水化されました。
ところが、1977年に水田から畑作へと転換され、1986年から本格営農が開始されました。従って、その後、二つの大きな課題を抱えることとなります。営農継続と1/3となった河北潟の環境保全とりわけ水質保全です。
河北潟へ流入する河川は、宇ノ気川、能瀬川、津幡川、森本川、金腐川、大宮川であり、海への流出河川として大野川が存在します。
従って、流入する河川の流域での下水道整備と水質浄化が大きな課題でした。その後、下水道の整備が進められ改善が進んできました。農地などからの汚濁排出や、1/3となり、淡水化された河北潟自体と環境悪化が課題となってきました。
石川県保健環境センター研究報告書第57号(令和元年度)の「河北潟沿岸透明度向上技術の検討(第1報)」によると透明度改善のための主な原因物質と考えられる懸濁物質(SS)の性質及び濃度傾向を把握する必要があるとし、その性状や発生源、気象による影響について調査し、透明度改善につなげていきたいとしています。こうした知見などを集め、水質改善に取り組んでいきたいと考えています。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
河北潟は、潟と干拓地を含む周辺の低湿地帯が広がり、落葉広葉樹の自生種や樹木が高さ3mから10mにまでなるなど野生生物にとってよりよい環境となってきました。
その結果、1963年以降に記録された鳥類は、21目27科283種となったとされています。(河北潟鳥類リスト追加記録種の報告・中川、川原2017)水鳥や猛禽類の生息地だけでなく、森林性の鳥類や、渡り鳥の中継地としての役割が注目されてきているとお聞きしています。
今後、野生生物の生息調査をおこなうと共に、環境整備に向け、関係者からのご意見を伺いながら、対策を進めていきたいと思います。ご指摘の河北潟のラムサール条約湿地への登録については、営農継続との関係を計りながら、関係方面と協議を進めていくことが求められると考えます。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連帯について
国策により、河北潟干拓事業が進められ、河北潟の2/3の面積が農地となり、淡水化されました。ところが、水田が畑作に転換され、営農継続と環境保全さらには、周辺農地の浸水対策が大きな課題となってきました。その後、酪農が壊滅状態となる中、スイカやレンコンなどの営農がようやく継続してきました。
今後の河北潟と地域振興を進めていくためには、自然環境保全と営農継続を図りながら、周辺自治体の参加と協力が欠かせません。
何よりも、関係者との持続的な話し合いと共同の取り組みが求められると考えます。そのために力を入れていきたいと思います。
金沢市長選の立候補を表明されている中内てるこさんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
河北潟自然再生協議会からの公開質問状への回答
中内てるこ事務所
回答にあたって、日頃より、河北潟の環境改善と自然保護に並々ならぬご努力をされていることに敬意を表すると共に感謝申し上げます。
今後とも皆様の活動の一助となればとの思いで以下述べさせていただきます。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
河北潟は、もともと海水が流入する汽水域であったものが、1963年から国により、河北潟干拓事業として進められ、河北潟の2/3の面積が農地となり、淡水化されました。
ところが、1977年に水田から畑作へと転換され、1986年から本格営農が開始されました。従って、その後、二つの大きな課題を抱えることとなります。営農継続と1/3となった河北潟の環境保全とりわけ水質保全です。
河北潟へ流入する河川は、宇ノ気川、能瀬川、津幡川、森本川、金腐川、大宮川であり、海への流出河川として大野川が存在します。
従って、流入する河川の流域での下水道整備と水質浄化が大きな課題でした。その後、下水道の整備が進められ改善が進んできました。農地などからの汚濁排出や、1/3となり、淡水化された河北潟自体と環境悪化が課題となってきました。
石川県保健環境センター研究報告書第57号(令和元年度)の「河北潟沿岸透明度向上技術の検討(第1報)」によると透明度改善のための主な原因物質と考えられる懸濁物質(SS)の性質及び濃度傾向を把握する必要があるとし、その性状や発生源、気象による影響について調査し、透明度改善につなげていきたいとしています。こうした知見などを集め、水質改善に取り組んでいきたいと考えています。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
河北潟は、潟と干拓地を含む周辺の低湿地帯が広がり、落葉広葉樹の自生種や樹木が高さ3mから10mにまでなるなど野生生物にとってよりよい環境となってきました。
その結果、1963年以降に記録された鳥類は、21目27科283種となったとされています。(河北潟鳥類リスト追加記録種の報告・中川、川原2017)水鳥や猛禽類の生息地だけでなく、森林性の鳥類や、渡り鳥の中継地としての役割が注目されてきているとお聞きしています。
今後、野生生物の生息調査をおこなうと共に、環境整備に向け、関係者からのご意見を伺いながら、対策を進めていきたいと思います。ご指摘の河北潟のラムサール条約湿地への登録については、営農継続との関係を計りながら、関係方面と協議を進めていくことが求められると考えます。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連帯について
国策により、河北潟干拓事業が進められ、河北潟の2/3の面積が農地となり、淡水化されました。ところが、水田が畑作に転換され、営農継続と環境保全さらには、周辺農地の浸水対策が大きな課題となってきました。その後、酪農が壊滅状態となる中、スイカやレンコンなどの営農がようやく継続してきました。
今後の河北潟と地域振興を進めていくためには、自然環境保全と営農継続を図りながら、周辺自治体の参加と協力が欠かせません。
何よりも、関係者との持続的な話し合いと共同の取り組みが求められると考えます。そのために力を入れていきたいと思います。
2022年02月27日
森一敏さん(金沢市長選の立候補予定者)からの回答
河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
この度、金沢市長選の立候補を表明されている森一敏さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
回答書 金沢市 森 一敏
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
現在の河北潟は、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされておりますが、その水質は一貫して農業用水基準に達していない事実があります。こうした現在の河北潟の水質と水利用についてどのように評価しますか。河北潟の水質を悪化させている理由の1つとして、流域の自然系負荷(農地等からの汚濁排出)が挙げられていますが、流域を構成するひとつの市として、流域からの水質改善のための対策についてお考えがあればお答えください。また、他に取り組むべき水質改善のための対策についてのお考えがあればお答えください。
【回答】
上記対策は、汚濁の原因を明確にし、その対策の具体策について関係者と十分に共通認識を図り、対策に要する負担に対する支援策を講じること。また、大規模な浚渫が必要とも思われ、国県との連携が必要です。官民一体の要望活動も必要です。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えております。登録のための条件には、登録地が鳥獣保護区など法律による保護が行われていることもあり、現在の東部承水路を中心とした鳥獣保護区の拡大を含め、石川県に対して、河北潟のラムサール条約湿地登録の申請を要望していきたいと考えています。金沢市にも協力を要請したいと考えており、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。また、石川県への働きかけにご協力いただけるお考えがあるかをお聞かせください。
【回答】
生物多様性の確保、保護、促進は地球規模の重要課題だと認識しており、金沢市としても県と連携してその登録実現のために尽力したいと考えます。
能登の世界農業遺産登録に続く、郷土の世界的な評価は実利を伴うと同時に未来への希望です。世論喚起も図りたいですね。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割についてどのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、金沢市と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。金沢市にも参加を呼びかけておりますが、金沢市としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。
河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、住民その他の民間との連携と同時に、周辺2市2町の連携や県との連携が重要と考えますが、そのためのリーダーシップを発揮されるお考えはありますか。その他、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
【回答】
貴団体をはじめ河北潟およびその周辺環境の向上に、尽力されておられる団体の活動を存じ上げています。敬意を表しています。持続可能な環境、地域資源と調和した産業振興は多面的な可能性を持ちます。住民参加、共同のとりくみが不可欠です。金沢市は、中央都市圏の中核都市として、先導役を果たすことが求められていると認識します。この考えに沿って、この間の対応を検証し、本市の役割を具体化していきたいと考えます。
この度、金沢市長選の立候補を表明されている森一敏さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。
回答書 金沢市 森 一敏
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
現在の河北潟は、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされておりますが、その水質は一貫して農業用水基準に達していない事実があります。こうした現在の河北潟の水質と水利用についてどのように評価しますか。河北潟の水質を悪化させている理由の1つとして、流域の自然系負荷(農地等からの汚濁排出)が挙げられていますが、流域を構成するひとつの市として、流域からの水質改善のための対策についてお考えがあればお答えください。また、他に取り組むべき水質改善のための対策についてのお考えがあればお答えください。
【回答】
上記対策は、汚濁の原因を明確にし、その対策の具体策について関係者と十分に共通認識を図り、対策に要する負担に対する支援策を講じること。また、大規模な浚渫が必要とも思われ、国県との連携が必要です。官民一体の要望活動も必要です。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えております。登録のための条件には、登録地が鳥獣保護区など法律による保護が行われていることもあり、現在の東部承水路を中心とした鳥獣保護区の拡大を含め、石川県に対して、河北潟のラムサール条約湿地登録の申請を要望していきたいと考えています。金沢市にも協力を要請したいと考えており、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。また、石川県への働きかけにご協力いただけるお考えがあるかをお聞かせください。
【回答】
生物多様性の確保、保護、促進は地球規模の重要課題だと認識しており、金沢市としても県と連携してその登録実現のために尽力したいと考えます。
能登の世界農業遺産登録に続く、郷土の世界的な評価は実利を伴うと同時に未来への希望です。世論喚起も図りたいですね。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割についてどのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、金沢市と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。金沢市にも参加を呼びかけておりますが、金沢市としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。
河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、住民その他の民間との連携と同時に、周辺2市2町の連携や県との連携が重要と考えますが、そのためのリーダーシップを発揮されるお考えはありますか。その他、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
【回答】
貴団体をはじめ河北潟およびその周辺環境の向上に、尽力されておられる団体の活動を存じ上げています。敬意を表しています。持続可能な環境、地域資源と調和した産業振興は多面的な可能性を持ちます。住民参加、共同のとりくみが不可欠です。金沢市は、中央都市圏の中核都市として、先導役を果たすことが求められていると認識します。この考えに沿って、この間の対応を検証し、本市の役割を具体化していきたいと考えます。
2022年02月25日
石川県知事選挙立候補者、金沢市長選挙立候補予定者へ公開質問状を送付しました
この度、河北潟自然再生協議会、NPO法人河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、津幡の水辺を守る会の連名で、石川県知事選挙の立候補者、及び金沢市長選挙の立候補を表明している方々に対して、河北潟とその周辺地域の環境保全と地域振興に関わる考えを問うための公開質問状を本日送付いたしました。
公開質問状を送付したのは、県知事選立候補者の飯森博子さん、山野之義さん、山田修路さん、馳浩さん、岡野晴夫さんの5名、金沢市長選に立候補を表明されている森一敏さん、永井三岐子さん、中内晃子さん、村山卓さん、小間井大祐さんの5名です。
それぞれの方からの回答が得られ次第、各団体のホームページ等で公開いたします。
知事選立候補、市長選立候補予定者それぞれの公開質問状は、以下の通りです。
河北潟は、かつて国内20番目の面積を誇る大きな湖でした。国営干拓事業により面積が1/3以下になりましたが、現在でも石川県最大の湖沼(東西の承水路を含む)です。また、石川県希少野生動植物であるチュウヒの繁殖地であるとともに、ハクチョウやガンカモ類、シギ・チドリ類の重要な飛来地でもあり、また県内では舳倉島と並ぶ多様な野鳥が観察される場所です。周辺の農地には石川県絶滅危惧T類のハッタミミズが生息しています。
河北潟は、こうしたすばらしい自然環境であるにもかかわらず、他の北陸の湖沼や全国の湿地と比べ、その保全の取り組みは十分であるとはいえません。そのひとつの要因として、これまでの石川県の施策の中で、河北潟及び周辺が平坦な土地であることに対しての経済的評価が先行し、それ以外の多様な自然環境の価値への注目が弱かったこと、そのために自然環境の保全とその多様性を活かした持続可能な地域活性化が遅れてきたことがあると私たちは考えています。
そこで、石川県知事選挙が実施されるにあたり、今回立候補される皆様方に、知事となられた際に、河北潟の環境保全と周辺地域の振興に対してどのように取り組んでいただけるのかを伺いたく、この公開質問状をご送付させていただきます。
選挙戦の大変お忙しいなか誠に恐縮ですが、以下の質問に対して、できるだけ迅速なご回答をお願いいたします。ご回答いただき次第、関係者内で共有させていただくとともに、関係団体のホームページ、SNS等への掲載、マスメディアへの情報提供により、広く公開させていただく予定です。
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
河北潟は干拓前は汽水湖でしたが、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされました。これによりシジミなどの水産資源が失われましたが、未だに干拓後の河北潟の水質は農業用水基準に達していません。こうした河北潟の水質の現状についてどのように評価しますか。また、これまでに取り組まれてきた県の水質改善対策をどのように評価しますか。農業用水基準が達成できないまま農業用水の水源としての利用を続けるのではなく、例えばより良質の水源を他に確保すると同時に再び海水を導入し水質改善を図るなど、河北潟の水質改善に対しての抜本的な対策を講じることを検討する可能性はありますか。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち、国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えています。そこで、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。
また、ラムサール条約湿地への登録への日本独自の条件として、国の法律(自然公園法、鳥獣保護法など)により将来にわたって自然環境の保全が図られること、ということがあります。現在、河北潟の東部承水路と正面堤防沿付近の湖面は石川県指定の鳥獣保護区になっており、この点からもラムサール条約登録の条件を満たしておりますが、野鳥は河北潟の湖面や干拓地、周辺農地を広く利用しており、鳥獣保護区範囲を拡大することが望まれます。そこで河北潟における鳥獣保護区の拡大に対してのお考えをお聞かせください。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割について、どのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、石川県と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。石川県にも参加を呼びかけておりますが、石川県としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。なお、自然再生推進法第4条には、国及び地方公共団体は、地域住民など民間の団体等が実施する自然再生事業について、必要な協力をするよう努めることが定められています。
加えて、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
河北潟は、金沢市における唯一の湖沼であるとともに、多様な動植物が生息する金沢市の重要な自然資本です。石川県希少野生動植物であるチュウヒが繁殖し、周辺の水田地帯はハクチョウやガンカモ類、シギ・チドリ類が飛来します。八田地区などの南岸を中心に石川県絶滅危惧T類のハッタミミズが生息しています。
河北潟は、こうしたすばらしい自然環境であるにもかかわらず、他の北陸の湖沼や全国の湿地と比べ、その保全の取り組みや持続可能で有効な活用は十分であるとはいえません。これまで金沢市は、自然環境を保護するための公園「こなん水辺公園」の建設やハッタミミズの保全のための学習会、河北潟バスツアーなどの啓発活動などに積極的に取り組んできておりますが、県庁所在地であり中核市として、河北潟の保全と適正な活用について、河北潟周辺2市2町(金沢市・津幡町・かほく市・内灘町)の中でのリーダーシップの発揮や石川県への働きかけなどのより積極的な役割が求められます。
そこで、金沢市長選挙が実施されるにあたり、今回立候補される皆様方に、市長となられた際に、河北潟の環境保全と周辺地域の振興に対してどのように取り組んでいただけるのかを伺いたく、この公開質問状をご送付させていただきます。
選挙戦の大変お忙しいなか誠に恐縮ですが、以下の質問に対して、できるだけ迅速なご回答をお願いいたします。ご回答いただき次第、関係者内で共有させていただくとともに、関係団体のホームページ、SNS等への掲載、マスメディアへの情報提供により、広く公開させていただく予定です。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
現在の河北潟は、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされておりますが、その水質は一貫して農業用水基準に達していない事実があります。こうした現在の河北潟の水質と水利用についてどのように評価しますか。河北潟の水質を悪化させている理由の1つとして、流域の自然系負荷(農地等からの汚濁排出)が挙げられていますが、流域を構成するひとつの市として、流域からの水質改善のための対策についてお考えがあればお答えください。また、他に取り組むべき水質改善のための対策についてのお考えがあればお答えください。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えております。登録のための条件には、登録地が鳥獣保護区など法律による保護が行われていることもあり、現在の東部承水路を中心とした鳥獣保護区の拡大を含め、石川県に対して、河北潟のラムサール条約湿地登録の申請を要望していきたいと考えています。金沢市にも協力を要請したいと考えており、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。また、石川県への働きかけにご協力いただけるお考えがあるかをお聞かせください。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割についてどのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、金沢市と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。金沢市にも参加を呼びかけておりますが、金沢市としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。
河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、住民その他の民間との連携と同時に、周辺2市2町の連携や県との連携が重要と考えますが、そのためのリーダーシップを発揮されるお考えはありますか。その他、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
公開質問状を送付したのは、県知事選立候補者の飯森博子さん、山野之義さん、山田修路さん、馳浩さん、岡野晴夫さんの5名、金沢市長選に立候補を表明されている森一敏さん、永井三岐子さん、中内晃子さん、村山卓さん、小間井大祐さんの5名です。
それぞれの方からの回答が得られ次第、各団体のホームページ等で公開いたします。
知事選立候補、市長選立候補予定者それぞれの公開質問状は、以下の通りです。
石川県知事選挙立候補者への公開質問状
河北潟自然再生協議会 代表世話人 綿村 裕
NPO法人河北潟湖沼研究所 理事長 高橋 久
日本野鳥の会 石川 代表 中村 正男
津幡の水辺を守る会 代表 岡山 英一郎
NPO法人河北潟湖沼研究所 理事長 高橋 久
日本野鳥の会 石川 代表 中村 正男
津幡の水辺を守る会 代表 岡山 英一郎
河北潟は、かつて国内20番目の面積を誇る大きな湖でした。国営干拓事業により面積が1/3以下になりましたが、現在でも石川県最大の湖沼(東西の承水路を含む)です。また、石川県希少野生動植物であるチュウヒの繁殖地であるとともに、ハクチョウやガンカモ類、シギ・チドリ類の重要な飛来地でもあり、また県内では舳倉島と並ぶ多様な野鳥が観察される場所です。周辺の農地には石川県絶滅危惧T類のハッタミミズが生息しています。
河北潟は、こうしたすばらしい自然環境であるにもかかわらず、他の北陸の湖沼や全国の湿地と比べ、その保全の取り組みは十分であるとはいえません。そのひとつの要因として、これまでの石川県の施策の中で、河北潟及び周辺が平坦な土地であることに対しての経済的評価が先行し、それ以外の多様な自然環境の価値への注目が弱かったこと、そのために自然環境の保全とその多様性を活かした持続可能な地域活性化が遅れてきたことがあると私たちは考えています。
そこで、石川県知事選挙が実施されるにあたり、今回立候補される皆様方に、知事となられた際に、河北潟の環境保全と周辺地域の振興に対してどのように取り組んでいただけるのかを伺いたく、この公開質問状をご送付させていただきます。
選挙戦の大変お忙しいなか誠に恐縮ですが、以下の質問に対して、できるだけ迅速なご回答をお願いいたします。ご回答いただき次第、関係者内で共有させていただくとともに、関係団体のホームページ、SNS等への掲載、マスメディアへの情報提供により、広く公開させていただく予定です。
質問1 河北潟の水利用と水質対策について
河北潟は干拓前は汽水湖でしたが、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされました。これによりシジミなどの水産資源が失われましたが、未だに干拓後の河北潟の水質は農業用水基準に達していません。こうした河北潟の水質の現状についてどのように評価しますか。また、これまでに取り組まれてきた県の水質改善対策をどのように評価しますか。農業用水基準が達成できないまま農業用水の水源としての利用を続けるのではなく、例えばより良質の水源を他に確保すると同時に再び海水を導入し水質改善を図るなど、河北潟の水質改善に対しての抜本的な対策を講じることを検討する可能性はありますか。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち、国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えています。そこで、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。
また、ラムサール条約湿地への登録への日本独自の条件として、国の法律(自然公園法、鳥獣保護法など)により将来にわたって自然環境の保全が図られること、ということがあります。現在、河北潟の東部承水路と正面堤防沿付近の湖面は石川県指定の鳥獣保護区になっており、この点からもラムサール条約登録の条件を満たしておりますが、野鳥は河北潟の湖面や干拓地、周辺農地を広く利用しており、鳥獣保護区範囲を拡大することが望まれます。そこで河北潟における鳥獣保護区の拡大に対してのお考えをお聞かせください。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割について、どのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、石川県と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。石川県にも参加を呼びかけておりますが、石川県としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。なお、自然再生推進法第4条には、国及び地方公共団体は、地域住民など民間の団体等が実施する自然再生事業について、必要な協力をするよう努めることが定められています。
加えて、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
金沢市長選挙立候補者予定者への公開質問状
河北潟自然再生協議会 代表世話人 綿村 裕
NPO法人河北潟湖沼研究所 理事長 高橋 久
日本野鳥の会 石川 代表 中村 正男
津幡の水辺を守る会 代表 岡山 英一郎
NPO法人河北潟湖沼研究所 理事長 高橋 久
日本野鳥の会 石川 代表 中村 正男
津幡の水辺を守る会 代表 岡山 英一郎
河北潟は、金沢市における唯一の湖沼であるとともに、多様な動植物が生息する金沢市の重要な自然資本です。石川県希少野生動植物であるチュウヒが繁殖し、周辺の水田地帯はハクチョウやガンカモ類、シギ・チドリ類が飛来します。八田地区などの南岸を中心に石川県絶滅危惧T類のハッタミミズが生息しています。
河北潟は、こうしたすばらしい自然環境であるにもかかわらず、他の北陸の湖沼や全国の湿地と比べ、その保全の取り組みや持続可能で有効な活用は十分であるとはいえません。これまで金沢市は、自然環境を保護するための公園「こなん水辺公園」の建設やハッタミミズの保全のための学習会、河北潟バスツアーなどの啓発活動などに積極的に取り組んできておりますが、県庁所在地であり中核市として、河北潟の保全と適正な活用について、河北潟周辺2市2町(金沢市・津幡町・かほく市・内灘町)の中でのリーダーシップの発揮や石川県への働きかけなどのより積極的な役割が求められます。
そこで、金沢市長選挙が実施されるにあたり、今回立候補される皆様方に、市長となられた際に、河北潟の環境保全と周辺地域の振興に対してどのように取り組んでいただけるのかを伺いたく、この公開質問状をご送付させていただきます。
選挙戦の大変お忙しいなか誠に恐縮ですが、以下の質問に対して、できるだけ迅速なご回答をお願いいたします。ご回答いただき次第、関係者内で共有させていただくとともに、関係団体のホームページ、SNS等への掲載、マスメディアへの情報提供により、広く公開させていただく予定です。
質問1 河北潟の流域からの水質改善について
現在の河北潟は、干拓地等の農業用水の水源とするために淡水湖とされておりますが、その水質は一貫して農業用水基準に達していない事実があります。こうした現在の河北潟の水質と水利用についてどのように評価しますか。河北潟の水質を悪化させている理由の1つとして、流域の自然系負荷(農地等からの汚濁排出)が挙げられていますが、流域を構成するひとつの市として、流域からの水質改善のための対策についてお考えがあればお答えください。また、他に取り組むべき水質改善のための対策についてのお考えがあればお答えください。
質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
野鳥研究者により、河北潟はラムサール条約湿地への登録条件のうち国際的な基準を満たしていることが指摘されており、私たちは、予てから河北潟をラムサール条約登録湿地にしたいと考えております。登録のための条件には、登録地が鳥獣保護区など法律による保護が行われていることもあり、現在の東部承水路を中心とした鳥獣保護区の拡大を含め、石川県に対して、河北潟のラムサール条約湿地登録の申請を要望していきたいと考えています。金沢市にも協力を要請したいと考えており、河北潟のラムサール条約湿地への登録についてのお考えをお聞かせください。また、石川県への働きかけにご協力いただけるお考えがあるかをお聞かせください。
質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
干拓地農業の活性化を含む河北潟と周辺地域の持続可能な発展や、河北潟の環境保全・自然再生の取り組みを永続的に担う地域住民やNPOの役割についてどのようにお考えでしょうか。また、河北潟とその流域における環境改善と持続的な地域振興のために、金沢市と住民、土地管理者、NPO等の多様な主体とはどのように協働したらよいと考えておられますか。
私たちは現在、河北潟流域において自然再生事業を推進するために、自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立を発意して活動しています。金沢市にも参加を呼びかけておりますが、金沢市としてこの自然再生協議会に参加いただくことはできるとお考えになりますか。
河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について、住民その他の民間との連携と同時に、周辺2市2町の連携や県との連携が重要と考えますが、そのためのリーダーシップを発揮されるお考えはありますか。その他、河北潟と周辺地域の持続可能な地域振興策について具体的なお考えをお持ちでしたらお聞かせください。
2022年02月04日
河北潟クリーン作戦ご協賛のお願い
第28回河北潟クリーン作戦、2022年4月17日(日)予定となりました。
第1回河北潟クリーン作戦実行委員会が2022年2月3日に開催され、実施体制、新型コロナウィルス対応、実施までの準備等について話し合われました。
新型コロナウィルスの収束の見通しが立たない状況ではありますが、感染拡大防止に最大限の注意を払い、継続的な地域の環境保全活動である河北潟クリーン作戦を本年も実施する予定です。地域に根ざしたこの活動の趣旨にご賛同いただける皆様にご協賛・ご寄付を賜りたく、お願い申し上げます。
● 協賛申込用紙(↓ ダウンロードいただけます。)
2ページ目にご記入いただいて、メールまたはファックスにて送信ください。
・ご協賛のお願い_申込用紙2022.docx
・ご協賛のお願い_申込用紙2022.pdf
【送付先】
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
ファックス 076-255-6941
NPO法人河北潟湖沼研究所(河北潟クリーン作戦実行委員会事務局)
第1回河北潟クリーン作戦実行委員会が2022年2月3日に開催され、実施体制、新型コロナウィルス対応、実施までの準備等について話し合われました。
新型コロナウィルスの収束の見通しが立たない状況ではありますが、感染拡大防止に最大限の注意を払い、継続的な地域の環境保全活動である河北潟クリーン作戦を本年も実施する予定です。地域に根ざしたこの活動の趣旨にご賛同いただける皆様にご協賛・ご寄付を賜りたく、お願い申し上げます。
● 協賛申込用紙(↓ ダウンロードいただけます。)
2ページ目にご記入いただいて、メールまたはファックスにて送信ください。
・ご協賛のお願い_申込用紙2022.docx
・ご協賛のお願い_申込用紙2022.pdf
【送付先】
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
ファックス 076-255-6941
NPO法人河北潟湖沼研究所(河北潟クリーン作戦実行委員会事務局)
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| 最新情報
2021年11月01日
外来植物除去活動
河北潟の外来植物除去活動
水辺にはびこるイネ科の外来植物チクゴスズメノヒエを手作業で取り除きます。
2021年は、大場地区、指江地区の農業排水路にておこないます。
多くの参加・ご協力をお願いいたします。

2021年
11月13日(土)9:00〜11:00
場所:金沢市大場地区の農業排水路
集合:柳瀬川つつみ公園駐車場
11月14日(日)9:00〜11:00
場所:かほく市指江地区の農業排水路
集合:指江第一揚水機場
外来植物チクゴスズメノヒエを定期的に手作業で取り除くことによって、
・水面を覆う群落の形成が妨げられ、水路の水が流れ、排水機能が維持されます。
・水が流れることで、水質の悪化やにおいの発生を防ぐことにつながります。
・在来の水生植物のアサザなどが守られ、水生動物もすみやすくなります。
住民、地元生産組合、企業、大学、管理者、NPOらによる毎年の協働作業によって、水辺環境が守られています。
実施:河北潟地区外来植物対応方策検討会、河北潟の水辺を守り隊、グリーン・アース 農地・水・環境保全組織
協力:河北潟沿岸土地改良区、河北潟干拓土地改良区、NPO法人河北潟湖沼研究所
詳細チラシはこちら↓をご覧ください。
外来植物除去活動2021チラシ.pdf
水辺にはびこるイネ科の外来植物チクゴスズメノヒエを手作業で取り除きます。
2021年は、大場地区、指江地区の農業排水路にておこないます。
多くの参加・ご協力をお願いいたします。

2021年
11月13日(土)9:00〜11:00
場所:金沢市大場地区の農業排水路
集合:柳瀬川つつみ公園駐車場
11月14日(日)9:00〜11:00
場所:かほく市指江地区の農業排水路
集合:指江第一揚水機場
外来植物チクゴスズメノヒエを定期的に手作業で取り除くことによって、
・水面を覆う群落の形成が妨げられ、水路の水が流れ、排水機能が維持されます。
・水が流れることで、水質の悪化やにおいの発生を防ぐことにつながります。
・在来の水生植物のアサザなどが守られ、水生動物もすみやすくなります。
住民、地元生産組合、企業、大学、管理者、NPOらによる毎年の協働作業によって、水辺環境が守られています。
実施:河北潟地区外来植物対応方策検討会、河北潟の水辺を守り隊、グリーン・アース 農地・水・環境保全組織
協力:河北潟沿岸土地改良区、河北潟干拓土地改良区、NPO法人河北潟湖沼研究所
詳細チラシはこちら↓をご覧ください。
外来植物除去活動2021チラシ.pdf
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2021年09月06日
(活動報告)河北潟のゴミ調査&ゴミ拾い
2021年9月5日、河北潟の湖南大橋付近で河北潟のゴミ調べ&ゴミ拾いを行いました。津幡の水辺を守る会・岡山さんにご協力いただき、カヌーやボートを使っての実施です。
はじめにカヌーについて岡山さんにレクチャーいただき、カヌーとボートに分乗して湖面に出ました。そして移動しながらゴミを拾い、拾う事の出来ないゴミは、記録をしていきました。ゴミは湖面にはあまりなく、ほとんどは湖岸に打ち寄せられています。水際の植物や木の枝に引っかかっているものが多かったです。ゴミの状況は、風向きや水位、雨の影響などにより違ってくるようで、この日は全体的にゴミが少ない状況でしたが、その中でもペットボトルや、タライ、植木鉢、タッパなどプラスチック製品の割合が多かったです。
この日はお天気にも恵まれて、河北潟の良さも体感することができました。参加者にはとても楽しい体験にもなったようです。参加いただいた皆様、実施にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
ゴミ調べ、ゴミ拾いは今後、大宮川や津幡川、田んぼ水路などでも実施予定です。
<9/5のゴミの内容>
プラスチック製品(たらい、植木鉢、カゴ、タッパ、その他プラ製品の破片)
ペットボトル
空き缶
空きビン
プラ袋(お菓子の袋)
発泡スチロール
食品トレー
電線の梱包材
木綿豆腐
布切れ
PPバンドの切れ端
紙ごみ
この他拾えませんでしたが、じゅうたんも落ちていました。
*この活動はエフピコ環境基金の助成を受けて実施しました。






はじめにカヌーについて岡山さんにレクチャーいただき、カヌーとボートに分乗して湖面に出ました。そして移動しながらゴミを拾い、拾う事の出来ないゴミは、記録をしていきました。ゴミは湖面にはあまりなく、ほとんどは湖岸に打ち寄せられています。水際の植物や木の枝に引っかかっているものが多かったです。ゴミの状況は、風向きや水位、雨の影響などにより違ってくるようで、この日は全体的にゴミが少ない状況でしたが、その中でもペットボトルや、タライ、植木鉢、タッパなどプラスチック製品の割合が多かったです。
この日はお天気にも恵まれて、河北潟の良さも体感することができました。参加者にはとても楽しい体験にもなったようです。参加いただいた皆様、実施にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
ゴミ調べ、ゴミ拾いは今後、大宮川や津幡川、田んぼ水路などでも実施予定です。
<9/5のゴミの内容>
プラスチック製品(たらい、植木鉢、カゴ、タッパ、その他プラ製品の破片)
ペットボトル
空き缶
空きビン
プラ袋(お菓子の袋)
発泡スチロール
食品トレー
電線の梱包材
木綿豆腐
布切れ
PPバンドの切れ端
紙ごみ
この他拾えませんでしたが、じゅうたんも落ちていました。
*この活動はエフピコ環境基金の助成を受けて実施しました。






2021年03月25日
第27回 河北潟クリーン作戦 開催案内
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*実施の有無については、当日4月18日の朝7:00頃にこちらで発表します。
------------------

河北潟クリーン作戦、2021年は4月18日(日)に開催します。
水辺のゴミをひろって美しい河北潟を守りましょう。
みなさまのご参加、ご協力をよろしくお願いします。
<河北潟クリーン作戦>
日時/2021年4月18日(日)9:00〜10:00
実施場所/河北潟の湖岸8地点
受付/7か所の受付が河北潟周囲に設けられます。
9:00までに参加したい地点の受付に集合ください。
※新型コロナウィルス感染対策として、団体で参加される方は、事前に事務局まで名簿(お名前、電話番号、参加エリアを明記)をメールまたはファックスでお送りください。事前に名簿をお送りいただいた方は、当日受付で名簿に記載いただく必要はありません。
当日個人で参加される方は、いずれかの地点で必ず受付名簿にご記入ください。
(受付の場所)
・受付A 金沢競馬場近く https://goo.gl/maps/F8EQAqVWuiD2
・受付B 才田大橋南の広場 https://goo.gl/maps/qKkv3bBCyfr
・受付C 湖南大橋近く https://goo.gl/maps/2bedVpK8Uix
・受付D 津幡漕艇場 https://goo.gl/maps/SQzFRBRStEz
・受付E 宇ノ気水辺公園 https://goo.gl/maps/wAn5UUo5ySn
・受付F 蓮湖渚公園駐車場 https://goo.gl/maps/Mxqf4iKi6TD2
・受付G 湖北大橋近く https://goo.gl/maps/CnsRPgkGxF9355279
主催/河北潟クリーン作戦実行委員会
(河北潟クリーン作戦実行委員会 構成団体)大浦校下町会連合会、河北潟沿岸土地改良区、河北潟干拓土地改良区、河北潟自然再生協議会、河北潟ボートクラブ ア・リバーランズ、かほく市勤労者協議会、グリーン・アース農地・水・環境保全組織、湖南地区町会連合会、津幡の水辺を守る会、北陸ランカースナイパーズ、NPO法人河北潟湖沼研究所
協力/河北潟環境対策期成同盟会(金沢市、かほく市、津幡町、内灘町)、河北潟水質浄化連絡協議会
後援/石川県
事務局/NPO法人河北潟湖沼研究所
<お問い合わせ>
事務局 NPO法人河北潟湖沼研究所
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
でんわ 076-288-5803
FAX 076-255-6941
*当日問い合わせ先*
金沢市役所 076-220-2121、かほく市役所 076-283-1111、
津幡町役場 076-288-2121、内灘町役場 076-286-1111
<クリーン作戦実施要項>
◆集合・受付 ●受け持ち区間のある団体から参加される方は、受付場所、時刻等、加盟団体の指示に従ってください。●受け持ち区間が決まっていない団体や、個人で参加される方は、ご自宅から参加しやすい地区へ参加してください(各受付地点A〜Gのいずれかにお集まりください・チラシまたは下記リンクを参照ください)。●傷害保険の手続き上、各団体を通じての参加登録がお済みでない方や、当日個人で参加される方は、必ず受付でお名前を記入ください。●はじめて参加される方は、受付でゴミ収集方法、注意事項やゴミ集積場所を確認ください。
◆服装・準備物 ●普段着の汚れてもよい動きやすい服装でお願いします。長靴と軍手をご用意ください。ゴミ袋は各受付にて配布します。
◆その他注意事項 ●河北潟の湖岸は安全な場所ではありません。あくまでも自己責任において、危険の回避に心がけてください。傷害保険に入っていますが、十分な補償ができるものではありません。また、事故の内容、状況によっては保障されない場合があります。●危険物の収集や無理な作業、単独行動は避けてください。産業廃棄物や流木、その他の危険物は触らないでください。また、テレビなどの大型家電も集めないでください。もし、発見した場合は、場所や数などを世話人へお知らせください。世話人は、背中に「守ろう河北潟」と書かれた黄緑色のブルゾンを着用しています。
◆雨などで全体中止のときでも、受付G(G)の1地点で希望者のみで実施します。
◆新型コロナウィルスの対策
個人で当日参加の方は、受付に鉛筆は用意していますが、マイペンを持参いただけましたら助かります。マスクの着用をお願いします。ゴミ袋と軍手は受付でお受け取りいただけます。使い終えた軍手は各自でお持ち帰りください。
河北潟クリーン作戦ちらし2021.pdf
*実施の有無については、当日4月18日の朝7:00頃にこちらで発表します。
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河北潟クリーン作戦、2021年は4月18日(日)に開催します。
水辺のゴミをひろって美しい河北潟を守りましょう。
みなさまのご参加、ご協力をよろしくお願いします。
<河北潟クリーン作戦>
日時/2021年4月18日(日)9:00〜10:00
実施場所/河北潟の湖岸8地点
受付/7か所の受付が河北潟周囲に設けられます。
9:00までに参加したい地点の受付に集合ください。
※新型コロナウィルス感染対策として、団体で参加される方は、事前に事務局まで名簿(お名前、電話番号、参加エリアを明記)をメールまたはファックスでお送りください。事前に名簿をお送りいただいた方は、当日受付で名簿に記載いただく必要はありません。
当日個人で参加される方は、いずれかの地点で必ず受付名簿にご記入ください。
(受付の場所)
・受付A 金沢競馬場近く https://goo.gl/maps/F8EQAqVWuiD2
・受付B 才田大橋南の広場 https://goo.gl/maps/qKkv3bBCyfr
・受付C 湖南大橋近く https://goo.gl/maps/2bedVpK8Uix
・受付D 津幡漕艇場 https://goo.gl/maps/SQzFRBRStEz
・受付E 宇ノ気水辺公園 https://goo.gl/maps/wAn5UUo5ySn
・受付F 蓮湖渚公園駐車場 https://goo.gl/maps/Mxqf4iKi6TD2
・受付G 湖北大橋近く https://goo.gl/maps/CnsRPgkGxF9355279
主催/河北潟クリーン作戦実行委員会
(河北潟クリーン作戦実行委員会 構成団体)大浦校下町会連合会、河北潟沿岸土地改良区、河北潟干拓土地改良区、河北潟自然再生協議会、河北潟ボートクラブ ア・リバーランズ、かほく市勤労者協議会、グリーン・アース農地・水・環境保全組織、湖南地区町会連合会、津幡の水辺を守る会、北陸ランカースナイパーズ、NPO法人河北潟湖沼研究所
協力/河北潟環境対策期成同盟会(金沢市、かほく市、津幡町、内灘町)、河北潟水質浄化連絡協議会
後援/石川県
事務局/NPO法人河北潟湖沼研究所
<お問い合わせ>
事務局 NPO法人河北潟湖沼研究所
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
でんわ 076-288-5803
FAX 076-255-6941
*当日問い合わせ先*
金沢市役所 076-220-2121、かほく市役所 076-283-1111、
津幡町役場 076-288-2121、内灘町役場 076-286-1111
<クリーン作戦実施要項>
◆集合・受付 ●受け持ち区間のある団体から参加される方は、受付場所、時刻等、加盟団体の指示に従ってください。●受け持ち区間が決まっていない団体や、個人で参加される方は、ご自宅から参加しやすい地区へ参加してください(各受付地点A〜Gのいずれかにお集まりください・チラシまたは下記リンクを参照ください)。●傷害保険の手続き上、各団体を通じての参加登録がお済みでない方や、当日個人で参加される方は、必ず受付でお名前を記入ください。●はじめて参加される方は、受付でゴミ収集方法、注意事項やゴミ集積場所を確認ください。
◆服装・準備物 ●普段着の汚れてもよい動きやすい服装でお願いします。長靴と軍手をご用意ください。ゴミ袋は各受付にて配布します。
◆その他注意事項 ●河北潟の湖岸は安全な場所ではありません。あくまでも自己責任において、危険の回避に心がけてください。傷害保険に入っていますが、十分な補償ができるものではありません。また、事故の内容、状況によっては保障されない場合があります。●危険物の収集や無理な作業、単独行動は避けてください。産業廃棄物や流木、その他の危険物は触らないでください。また、テレビなどの大型家電も集めないでください。もし、発見した場合は、場所や数などを世話人へお知らせください。世話人は、背中に「守ろう河北潟」と書かれた黄緑色のブルゾンを着用しています。
◆雨などで全体中止のときでも、受付G(G)の1地点で希望者のみで実施します。
◆新型コロナウィルスの対策
個人で当日参加の方は、受付に鉛筆は用意していますが、マイペンを持参いただけましたら助かります。マスクの着用をお願いします。ゴミ袋と軍手は受付でお受け取りいただけます。使い終えた軍手は各自でお持ち帰りください。
河北潟クリーン作戦ちらし2021.pdf
posted by ちゅうひくん at 13:43| Comment(0)
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2021年02月15日
水辺の生物多様性ホットスポットをさがそう
河北潟に流れ込む水路には、
魚をはじめ、色々な水生生物が生息しています。
どんな生きものがすんでいるのか、
水路や湖岸を歩いてさがしてみたいと思います。
湖岸では、ヨシでつくった仕掛けを引き上げてみます。
水のつながり、生きもののつながり、
河北潟の大切な水辺環境をみんなで確かめたいと思います。
日時:2021年3月20日(土) 9:00〜12:00
集合場所:井上の荘集会所駐車場
(石川県河北郡津幡町井上の荘1-106)
https://goo.gl/maps/yMHNtAKe216SEPJC8
準備:長靴、タオル
参加費:なし
※ 申し込みを締め切りました。
https://www.secure-cloud.jp/sf/1612874385xdmKucey
メール、ファックスでも受け付けています。
・お名前、ご年齢、ご住所(町村名までで可)をお知らせください。
子どもから大人までどなたでも参加いただけます。小学生以下のお子さんは、保護者の方と一緒に参加ください。
主催/NPO法人河北潟湖沼研究所
魚をはじめ、色々な水生生物が生息しています。
どんな生きものがすんでいるのか、
水路や湖岸を歩いてさがしてみたいと思います。
湖岸では、ヨシでつくった仕掛けを引き上げてみます。
水のつながり、生きもののつながり、
河北潟の大切な水辺環境をみんなで確かめたいと思います。
日時:2021年3月20日(土) 9:00〜12:00
集合場所:井上の荘集会所駐車場
(石川県河北郡津幡町井上の荘1-106)
https://goo.gl/maps/yMHNtAKe216SEPJC8
準備:長靴、タオル
参加費:なし
※ 申し込みを締め切りました。
https://www.secure-cloud.jp/sf/1612874385xdmKucey
メール、ファックスでも受け付けています。
・お名前、ご年齢、ご住所(町村名までで可)をお知らせください。
子どもから大人までどなたでも参加いただけます。小学生以下のお子さんは、保護者の方と一緒に参加ください。
主催/NPO法人河北潟湖沼研究所

2021年01月25日
“いい川”づくり研修会石川・河北潟3月5日 開催案内
“いい川”を残すために全国で長年活動されている全国水環境交流会さん主催の「“いい川”づくり研修会」が、河北潟で開催される運びとなりました。
河北潟の湖岸には、野生生物が息づく貴重な自然環境が残されています。ヨシの衰退がみられるなど危機的な状況もみられ、計画的に保全されることが望まれます。地域の大事な資産である河北潟の自然の豊かさが守られるために、「グリーンインフラとしての河北潟の将来を考える」をテーマに理解を深める場となることを願います。
開催日:2021年 3月 5日(金)
場 所:オンラインによる開催となりました
方 法:Zoomウェビナー
定 員:80名(先着順)
参加費:無料
チラシ:いい川研修会(河北潟)20210305.pdf
申込先:いい川づくり研修会事務局(NPO法人全国水環境交流会)
http://mizukan.or.jp/kensyukai
メール mizukan@mizukan.or.jp
ファックス 03-5772-1608
※お申し込みは、メールまたはファックスにて受け付けています。「氏名」「所属」「メールアドレス」「CPDの受講希望」を明記して上記連絡先にお申込みください。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
プログラム(時間帯など一部予定、変更される場合があります)
10:00 開会挨拶
主旨説明 山道省三氏(NPO法人全国水環境交流会)
10:05 話題提供
「河北潟の課題と将来構想」 高橋 久(NPO法人河北潟湖沼研究所)
「河北潟の管理について」 室谷 祥大(石川県土木部河川課)
10:45 講座1「グリーンインフラとしての河北潟」 上野祐介氏(石川県立大学)
11:25 講座2「包括的再生と河北潟の将来像」 菊池直樹氏(金沢大学)
12:05 休憩
12:55 講座3「地域づくり、循環、能登の事例」 森山奈美氏(株式会社御祓川)
13:35 講座4「新潟市鳥屋野潟での『潟展(がってん)』プロジェクト
相楽 治氏(NPO法人新潟水辺の会)
14:15 休憩・準備
14:25 全体討論(60分)
15:35 閉会
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
主 催:NPO法人全国水環境交流会
共 催:NPO法人河北潟湖沼研究所
後 援:石川県、北陸グリーンインフラ研究会

河北潟の湖岸には、野生生物が息づく貴重な自然環境が残されています。ヨシの衰退がみられるなど危機的な状況もみられ、計画的に保全されることが望まれます。地域の大事な資産である河北潟の自然の豊かさが守られるために、「グリーンインフラとしての河北潟の将来を考える」をテーマに理解を深める場となることを願います。
開催日:2021年 3月 5日(金)
場 所:オンラインによる開催となりました
方 法:Zoomウェビナー
定 員:80名(先着順)
参加費:無料
チラシ:いい川研修会(河北潟)20210305.pdf
申込先:いい川づくり研修会事務局(NPO法人全国水環境交流会)
http://mizukan.or.jp/kensyukai
メール mizukan@mizukan.or.jp
ファックス 03-5772-1608
※お申し込みは、メールまたはファックスにて受け付けています。「氏名」「所属」「メールアドレス」「CPDの受講希望」を明記して上記連絡先にお申込みください。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
プログラム(時間帯など一部予定、変更される場合があります)
10:00 開会挨拶
主旨説明 山道省三氏(NPO法人全国水環境交流会)
10:05 話題提供
「河北潟の課題と将来構想」 高橋 久(NPO法人河北潟湖沼研究所)
「河北潟の管理について」 室谷 祥大(石川県土木部河川課)
10:45 講座1「グリーンインフラとしての河北潟」 上野祐介氏(石川県立大学)
11:25 講座2「包括的再生と河北潟の将来像」 菊池直樹氏(金沢大学)
12:05 休憩
12:55 講座3「地域づくり、循環、能登の事例」 森山奈美氏(株式会社御祓川)
13:35 講座4「新潟市鳥屋野潟での『潟展(がってん)』プロジェクト
相楽 治氏(NPO法人新潟水辺の会)
14:15 休憩・準備
14:25 全体討論(60分)
15:35 閉会
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主 催:NPO法人全国水環境交流会
共 催:NPO法人河北潟湖沼研究所
後 援:石川県、北陸グリーンインフラ研究会

posted by ちゅうひくん at 19:30| 最新情報
2021年01月15日
かほくがた野鳥観察会
河北潟にはたくさんの野鳥がいて、農地がおもなすみかや餌場となっています。野鳥と共存できるすばらしい河北潟がこれからも続いていくことを願って、ひろく大勢の方が河北潟の野鳥についてより理解を深めるために観察会を企画しました。野鳥のいるポイントは広い範囲にわたるため、マイクロバスや自動車でポイントを回りながら、野鳥保護団体のメンバーが解説します。参加無料です。
日時 2021年1月31日(日)9:00〜12:00
集合 河北潟農業研修館・河北潟干拓土地改良区前
https://goo.gl/maps/bKRbG1p6w5EtJ8vJA
申込はこちら https://www.secure-cloud.jp/sf/1608207792ZOhMXiUt
※メール、ファックスでも受け付けています。お名前、ご年齢、マイクロバス乗車ご希望の場合はその旨をおしらせください。自家用車を使われる場合もその旨お知らせください。
申込先 当団体まで Fax 076-255-6941 Mail info@kahokugata.sakura.ne.jp
本ベントは、グリーン・アース農地・水・環境保全組織、日本野鳥の会石川、森の都愛鳥会、NPO法人河北潟湖沼研究所が河北潟流域連携をめざして合同で実施するものです。
地球環境基金の助成を受けて、マイクロバスの運行・チラシの作成をおこないます。

日時 2021年1月31日(日)9:00〜12:00
集合 河北潟農業研修館・河北潟干拓土地改良区前
https://goo.gl/maps/bKRbG1p6w5EtJ8vJA
申込はこちら https://www.secure-cloud.jp/sf/1608207792ZOhMXiUt
※メール、ファックスでも受け付けています。お名前、ご年齢、マイクロバス乗車ご希望の場合はその旨をおしらせください。自家用車を使われる場合もその旨お知らせください。
申込先 当団体まで Fax 076-255-6941 Mail info@kahokugata.sakura.ne.jp
本ベントは、グリーン・アース農地・水・環境保全組織、日本野鳥の会石川、森の都愛鳥会、NPO法人河北潟湖沼研究所が河北潟流域連携をめざして合同で実施するものです。
地球環境基金の助成を受けて、マイクロバスの運行・チラシの作成をおこないます。

posted by ちゅうひくん at 14:31| 最新情報
2020年11月10日
11月はチクゴスズメノヒエ除去活動 ご案内
11月の河北潟の恒例行事となりました水辺の外来植物除去活動、今年も実施します。
今年は4地区でおこないます。どうぞよろしくお願いします。

↓チラシPDF(裏面に集合場所など詳細あります。)
外来植物除去活動チラシ2020.pdf
パンフレットで目的など詳しく紹介しています。
・「河北潟の水辺保全」
・「協働の水辺と農地の保全活動」
ホームページ:河北潟の外来植物除去活動について
.
今年は4地区でおこないます。どうぞよろしくお願いします。

↓チラシPDF(裏面に集合場所など詳細あります。)
外来植物除去活動チラシ2020.pdf
パンフレットで目的など詳しく紹介しています。
・「河北潟の水辺保全」
・「協働の水辺と農地の保全活動」
ホームページ:河北潟の外来植物除去活動について
.
posted by ちゅうひくん at 17:57| Comment(0)
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2020年04月15日
こなん水辺公園解説員配置休止のお知らせ(4/18〜5/3)
【こなん水辺公園解説員配置休止のお知らせ】
こなん水辺公園で3月〜11月までの毎週土日10:00〜14:00に自然解説員を配置していますが、公園を管理する金沢市より要請があり、4月18日(土)から5月3日(日)までの期間、解説員の配置を休止いたします。
再開の際はまたご案内します。
*この期間も公園自体は開いています。
⇒5月9日(土)より再開しました。
5月末までは以下のように対応いたします。
・解説員対応は少人数(2〜3人)のみとなります。
・公園備品(網・虫かご・双眼鏡等)は貸し出しできません。
・各自で網や虫かごを持参して生きもの観察をすることはできます。観察した後は元の場所に逃がしてください。
・公園ではお互いに距離をとるように気をつけましょう。
よろしくお願いいたします。
こなん水辺公園で3月〜11月までの毎週土日10:00〜14:00に自然解説員を配置していますが、公園を管理する金沢市より要請があり、4月18日(土)から5月3日(日)までの期間、解説員の配置を休止いたします。
再開の際はまたご案内します。
*この期間も公園自体は開いています。
⇒5月9日(土)より再開しました。
5月末までは以下のように対応いたします。
・解説員対応は少人数(2〜3人)のみとなります。
・公園備品(網・虫かご・双眼鏡等)は貸し出しできません。
・各自で網や虫かごを持参して生きもの観察をすることはできます。観察した後は元の場所に逃がしてください。
・公園ではお互いに距離をとるように気をつけましょう。
よろしくお願いいたします。

2020年02月03日
河北潟に流れ込む河川で大規模に樹木伐採
河北潟に流れ込む河川で大規模に樹木伐採が行われています。国土強靱化の号令の下に、全国で河川の樹木伐採が進んでいるようです。とうとう東部承水路でも樹木伐採が行われました。気がついたときには、既に多くの樹が切られてしまいましたが、樹木は野鳥をはじめ生物の大事な生息区間です。とりあえず事業者である石川県土木部の方に相談して、伐採工事を中断してもらい、後日、県庁で協議をしました。
河川管理上、河道に障害物があると洪水などの問題が起こるということで伐採を進めているということでしたが、河北潟も大野川水系の川の位置づけですが、広い東部承水路まで、河道と考え樹木を全て伐採すべきというのは、どうにも無理があると思われます。そのようなことを全国の河川で行ったら、相当の河川生物の生息空間が失われてしまいます。東部承水路で伐採をしても洪水調整機能への効果は低いのでは無いかという話をして、残りの部分は伐採を止めてもらうことになりました。また、今後は自然環境保全に関わる人たちも含めて、定期的に話し合いを設定して、土木工事等の公共事業の中に環境配慮を盛り込む仕組みを作ることを確認しました。その調整を、同席していた石川県自然環境課にお願いしました。
posted by ちゅうひくん at 19:24| Comment(0)
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