石川県七尾市にある能登島長崎地区は20数件の集落ですが、生物多様性保全の先進的な取り組みをおこなっており、河北潟湖沼研究所とは以前から交流があります。
現在、能登島へは能登島大橋だけが通じており、島内の丘陵部を横断する新しい道路は通行止めになっているところが多く、大橋より一番遠い位置にある長崎地区へは昔からの海沿いの道路しか通っていませんでした。
道中に見た能登島の様子ですが、場所によって被害の程度に大きく差がありました。私たちが見た限りでは、島の東側の地域の被害が大きいように感じました。
長崎地区では、全壊した家屋が数件みられました。
また倒れていなくとも、外見からわからない歪みや土台の亀裂があり、修繕の必要な家がほとんどだそうです。
現在、集会所に避難している方はおらず、遠くへ避難している人もいますが、自宅に留まっている人が多いようです。
物資があまり届いてない状況で、未だ給水車も来ておらず、仮設トイレも設置されていません。食器も洗えず洗濯もできない、もちろん風呂にも入れない状況です。
水道の開通は4月以降になるとの見通しで衛生面からも心配な状況です。
支援物資は島内1箇所のコミュニティセンターに取りに行かねばならず、1人あたりペットボトル2本しか支給されないそうです。カップラーメンは届いたものの、震災以降、毎日ラーメンばかりで食べていたためもう食べたくないとのことでした。
支援体制が相当に遅れている印象です。
島外に出ないとスーパーがないので高齢者だけの家などたいへんです。
七尾市内も断水状態なので、コインランドリーが動いていなかったり、動いている場合も混雑していて市外まで行かなければならないなど不便が続いているようです。
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