河北潟湖沼研究所は、河北潟自然再生協議会及び津幡の水辺を守り隊との連名で、石川県知事選に立候補を予定している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。このたび、川裕一郎予定候補の選対事務所より回答をいただきましたので、下記に掲載します。
回答全文のpdfファイルは、こちらからダウンロードできます。
また、公開質問状は、1月30日の記事を御覧ください。
既に回答いただいている木村吉伸氏の回答はこちら
谷本正憲候補からの回答はこちらにあります。
川裕一郎予定候補からは4つの質問に対しての一括の回答として以下をいただきました。
【回答】
頂きましたアンケートの各ご質問に回答をさせていただくには十分な準備が叶いませんでしたので、まず基本姿勢を包括的に回答させていただきます。河北潟の現状にはなおざりにされてきた長い歴史と種々の課題が有る事を認識しております。
命 の尊重は私の基本姿勢であり、県民の幸せのため、それを育む自然と自然環境の保護は重要な課題と認識しています。河北潟とその周辺自然環境は、それを取り巻く市町の市街地からもほど近くに残っている貴重な自然であり、ラムサール条約湿地への登録もその条件に見合う環境の実現を目指す取り組みが必要と認識しています。また地域振興の観点からも、食の安全をキーワードにした高付加価値近郊農業の拠点としてその価値を見直して行けると考えています。これら人間の 営みと自然との調和をいかに取って行けば良いのかは県民と行政とが協働し長期腰を据えて取り組むべき物と考えます。
県 民との対話、声無き声を聴くをモットーに、移動知事室の実現を重要政策として提案しておりますが、河北潟の現状とこれからのあるべき姿を明らかにして取り 組むため、先ずは関わる市民団体、県民や有識者、などの声を聴き、短期、中期、長期のあるべき姿を県民に知らせ、実現に向け県民と関係市町ならびに県が協 働できる仕組み作りを進める方針です。
Copyright (C)2009-10 Kahokugata Lake Institute.
2014年02月26日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/88383475
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/88383475
この記事へのトラックバック