日曜の天気の良いときなどは、池や田んぼの水路で遊ぼうと、網やバケツをもってくるご家族の方もみられます。
静かでのんびりできて良いところやといった声もよく聞きます。
ここで解説員をはじめて3年が経ちましたが、公園の良いところに気づくと同時に、いろんな問題を感じています。
たとえば、護岸の針金の鉄がさびて、ところどころに切れた針金が飛び出しているような状態です。
公園ができてから10年が経ちますので、色々と設備が古くなっています。
いろんな原因が重なってのことですが、メダカやオタマジャクシや水生昆虫など、一見生きものがたくさんいそうな環境に見えて、実際にはあまり良い状態にはなっていません。
現在の公園管理のかたちですが、おもに行政と、行政から請け負った 業者からおこなわれています。
行政は、行政の立場から、基本的な 公園機能の維持管理をおこない、業者のほうは、契約の中で きっちりとした仕事をおこなうことになります。
いまはおもにこの2者による体制ですので、ある意味、視点がかたよっているように思います。
ここに 新しく公園に関わる人を増やすことで、いろんな視点から公園について考えられるようになります。
市民にはそれぞれ得意分野があり、色んな視点と自由な発想、自主性をもっています。
そしてNPOは、環境分野での知識をたくさん持ち、行政、業者、市民の連携を作るノウハウをもっています。
そこで、わたしたちは、4者協働での、新しい仕組みの公園づくりを金沢市協働チャレンジ事業として提案しました。
ご理解をいただき、この度、事業開始となりました。市民のグループとしては「こなん水辺公園救援隊」というものをつくり、水辺に積極的に関わりたい人、一般市民を対象に広く募集します。
是非ご応募ください。
チラシを添付します。こちらからダウンロードできます。 → kyuentai.pdf
