9月より「河北潟セミナー」と題する座学を実施しています。
第四回の今回は、干拓地営農の歴史・現状・課題について、より具体的に知ることを主題とし、以下の要領で開催いたします。
タイトル: 「河北潟干拓地における営農活動」
話題提供者: 鈴木時秀 氏(河北潟干拓土地改良区 事務局長)
話題の紹介:
河北潟干拓は、昭和30年代までの国内の食糧不足を確保するために行われた国営事業であったが、昭和40年代に入ると、米余り時代となり昭和45年開田抑制通達により河北潟建設事業も「米作り」から「畑作地」に計画が変更となり「畑」「特殊畑(レンコン)」「酪農」となった。
昭和61年から本格的な営農が開始され、国指定の「キャベツ」石川県指定の「すいか」と順調な営農であったが、近年になり実需者のニーズの対応と農業者の高齢化、後継者不足から畑作に対する意欲が陰り機械力に依存する傾向が強く、特に麦・大豆や、元来周辺地域からの増反者は米作りが主目的であることから、営農体系が穀類を中心とした営農に変化してきた。
現在は、ブランド化したレンコン・サツマイモや、水稲、麦、大豆の穀類、施設園芸の小松菜、果樹等を中心とした営農体系に変わってきた。
酪農は乳価の低迷、飼料の高騰等が影響し入植当時から低迷が続いているも、石川県の45%の消費量を維持している。
日時: 12月13日(火曜日)18:30-20:30
場所: 特定非営利活動法人河北潟湖沼研究所
〒929-0342 石川県河北郡津幡町北中条ナ9-9
tel.076-288-5803/fax.076-255-6941
地図は研究所ホームページ,http://kahokugata.sakura.ne.jp/fram.html よりご確認下さい。
Copyright (C)2009-10 Kahokugata Lake Institute.
2011年11月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/51223107
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/51223107
この記事へのトラックバック