今回は、河北潟の湖面利用ルールも定着してきたことから、話題提供として、日本鳥類標識協会の中側富男さんより、湖岸の野鳥についてお話いただきました。
湖面利用ルールを定めた目的は、利用者間の調整を図ることとともに、湖面利用によって湖の自然を破壊しないこと、生物の生息環境を守ることです。原点に返って、野鳥の保全についてを議論の一つの柱として進行しました。希少な猛禽類のチュウヒの生息状況が悪化している現状が報告され、湖面利用ルールを通じて、河北潟で繁殖するチュウヒが増えることになったら素晴らしいと、湖岸の自然環境により配慮していくことを確認しました。