基本情報、研究成果などは、Webサイト「チュウヒのふるさとかほくがた」を御覧ください。
Copyright (C)2009-10 Kahokugata Lake Institute.
 

2010年04月30日

河北潟総合研究第13巻

河北潟湖沼研究所では、毎年の研究、調査の成果を取りまとめた冊子「河北潟総合研究」を発行しています。
このたび、その第13巻が発行されましたので、お知らせします。
詳細は、ホームページ「チュウヒのふるさと河北潟」にて確認いただけます。
http://kahokugata.sakura.ne.jp/news/sougou13.html

ここでは、2つの論文の要約を掲載します。

河北潟国営干拓化の半世紀
桂木健次
要約 : 2011 年 3 月を以て国営干拓河北潟干陸建造事業並びに設営は終了する.1963 年の工事着工以降の事業の進捗とその費用対効果について考察を行った.

河北潟干拓地において群生する外来植物の分布
高橋久・川原奈苗 
要約 : 河北潟干拓地において,農家や農業団体から指摘のあった農業被害を与える可能性のある外来植物,および河北潟干拓地において近年の増加傾向がみられる外来植物の分布状況を調査した.地上部が越冬して春先に成長するダイコン及びセイヨウアブラナは,干拓地全域から確認され,おもに麦を栽培している圃場への侵入がみられた.夏季に成長するオオオナモミは,河北潟全域に広がっており,夏季に顕著となる外来種の中では,もっとも優勢であり大豆畑に広く侵入していた.圃場への外来種の侵入の程度は圃場によってかなりの差異があり,栽培方法や管理方法との関連が指摘できる.そのほか,夏季にはホソアオゲイトウとイチビ,ヒロハフウリンホウズキが特定の大豆畑と牧草地を中心に侵入し,ワルナスビが牧草地に侵入していた.セイタカアワダチソウは広域に確認されたが,路傍や畦,水路沿いの土手,休耕地などに分布しており,使用されている圃場への侵入はあまりみられなかった.冬季にはヒメオドリコソウが広い範囲で確認されたほか,ヒメリュウキンカが小規模ながら広範囲にみられた.特定外来生物に指定されているオオカワヂシャが畜産団地の施設付近を中心に群落を形成しているのが確認された.
-omote.jpg
(2010.4.30)
posted by ちゅうひくん at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/37460683

この記事へのトラックバック