ゴミ拾いは権現森と白尾の海岸、内日角ふるかわ公園の3地点で実施しました。雨のため時間を短縮して行いましたが、特に海岸はゴミが多く、短時間でも結構な量が集まりました。拾いきれないゴミの量に驚いた方もいたようです。一部拾ったゴミの記録もしましたが、ペットボトルは短時間でも100本近く拾われました。
8月に実施した河北潟湖岸のゴミ調査では、ゴミが細かくなり堆積している場所があったのですが、その時に拾った細かなゴミの観察もしました。
午後は河北郡市クリーンセンターエコラを見学し、また研究所が実施しているゴミ調査の事や、20〜30年前と比べて河北潟周辺のゴミがどのように変わってきたか等をお話しました。昔は大型のゴミが多く、今たくさんあるペットボトルもそれほど多くはなく、あっても2Lの大きなものだったそうです。最近は大型のゴミが減り500mlの小さなペットボトルがとてもたくさん捨てられていて、ポイ捨てゴミが目立つようになっています。時代と共にゴミも変わっています。
野鳥は、河北潟の湖面にマガモやヨシガモ、オカヨシガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ等が観察できました。ミサゴが魚をとる瞬間も観察できました。田んぼでは、200羽ほどのコハクチョウの他、タゲリも観察でき、専門家の中川さんの解説も加わって、参加した方から、とても楽しかったとのご感想をいただきました。
ゴミの問題と、野鳥観察の楽しさ、河北潟周辺の面白さを同時に体験していただけたようでよかったです。
ご参加、ご協力いただいた皆様、雨の中本当にありがとうございました。
*この活動の実施にあたり、エフピコ環境基金の助成金を活用しています。