2022年3月3日、河北潟につながる川の一つ、大宮川のゴミ調査に行ってきました。河口から上流へ約5kmさかのぼりながら、見えたゴミを記録していきました。
下流部は「こなん水辺公園」のすぐ横を流れているのですが、この公園横を流れいてる区間の右岸側が、特にひどく、川岸にある植物にひっかかって、ゴミがたまっている状態でした。ゴミの種類はペットボトルが特に多く、お菓子の袋、酒パック、空き缶、食品トレー、食品が入っていたプラ袋、発泡スチロールの箱や破片がずらっと並んでいました。
そこから上流へ1kmほどの区間は、木の根元や植物が飛び出たところに、点々とペットボトルや食品用プラ容器、中にゴミが入ったプラ袋が見つかりました。周辺は田んぼで、通りからも離れているので、上流から流されてきたものと思われます。
上流へ行くと、急に川幅がせまくなり、川のまわりは住宅街や工場、田んぼが交互に出てきます。ここまでくると、見つかるゴミは減ってきたのですが、捨てられたばかりと思われる新しいペットボトルや缶が流れていく様子が見られました。
さらに上流では、川底が見えるくらいの水量になっていて、お菓子のプラ袋、空き缶、ゴミ入りの白いレジ袋、ペットボトル、トタンの切れ端のようなもの等が川底に埋まっている様子が見えました。ペットボトルの他に捨てられてすぐのような新しいタバコの箱が流れている様子も見えました。
流されたゴミが下流に溜まる、という事が実感できる状況でした。
*この活動は、エフピコ環境基金の助成を受けて実施しています。