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2022年03月03日

いいもりひろこさん(石川県知事選立候補者)からの回答

河北潟自然再生協議会、河北潟湖沼研究所、日本野鳥の会石川、及び津幡の水辺を守る会は連名で、石川県知事選の立候補者及び金沢市長に立候補を表明している各候補に対して、公開質問状を送付いたしました。
石川県知事選に立候補された飯森博子(いいもりひろこ)さんから、公開質問状への回答をいただきましたので、以下に掲載させていただきます。
公開質問状全文は、2月25日の記事をご覧ください(こちら)。

河北潟自然再生協議会事務局 御中

いいもりひろこ事務所 公開質問状への回答    

2022年3月2日


質問1 河北潟の水利用と水質対策について
 令和3年度版県環境白書においても、河北潟などの湖沼では、有機物による汚濁の状況を示すCODの環境基準を達成していないことが指摘され、閉鎖性水域の水質改善に向け、平成25年度から河北潟内灘排水機場吐出口に水質浄化材を設置し、実証実験を続けているのはご存じのとおりです。
 白書では「窒素やリンを栄養源とした植物プランクトンの増殖(内部生産)が環境基準の達成を難しくして」いるとしており、なぜこういう問題が起こるか発生源対策、水質改善に向けて、有識者の知見と地元の合意をふまえて取り組む必要があると考えます。


質問2 河北潟の野生生物の生息環境の保全対策について
 ラムサール条約湿地登録には、国指定の鳥獣保護区の特別保護地区に指定されることが前提となっているようで、水面の埋立干拓や工作物の設置等に一定の制約がかかるとのことです
 環境省は平成20年9月にラムサール条約湿地の登録推進へ、2万羽以上の水鳥が生息できる等の国際基準を満たすと認められる湿地を潜在候補地として選定し、河北潟を含めた能登半島西海岸及び湖沼群(金沢市から羽咋市までの3市3町)がこの潜在候補地に選定されているようです
 乱開発を抑えるなどして鳥獣保護区を拡大することは大切だと考えますし、地元市町や地域住民、営農者など関係者の合意と理解と得ながら進めていくことが大事と思います。


質問3 河北潟及び流域における環境保全と地域振興の施策への多様な主体の参加、連携について
 地域住民やNPОの役割は大変大事だと思います。県や市町、住民、営農者などの関係者が、お互いの意見を尊重しながら意見を交流できる場を持つことが大事と思いますし、県がそうした場をまず提供することから始めるのも選択肢のひとつと思います。
 自然再生協議会への参加については、まず意見交換をすることから始めていけばどうかと考えます。
 これまでの道路、ダム建設など自然環境を破壊してきたことを検証し、河北潟流域の農業団体や自然環境保護団体が共存・尊重の立場で話し合い、知恵を出し合うことが必要と考えます。そのうえで、例えば「環境保全型ゾーニング」の設定、すなわち住民の生活環境を保全するともに、営農が可能な区域、立地規制をかける区域を分けることも検討してはどうでしょうか。


posted by ちゅうひくん at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 最新情報
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