
田んぼではカメムシを退治するためにネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)の無人ヘリによる散布がおこなわれています。毎年、広い範囲で、毒性の強い農薬が予防的に散布されていることで、田んぼの生きものや、生態系にダメージを与えていることが考えられます。田んぼ一枚ごとに生きものを調べ、田んぼの生きものや農薬について考えていきたいと思います。一見どこも同じように見える田んぼですが、田んぼによってみられる生きものがずいぶん異なっている場合があります。水の管理のしかたや、お米のつくりかた、まわりの環境など、色々なことが影響します。農薬の影響をみるためには、農薬を使っている田んぼ、使っていない田んぼで同じ調査をおこない、一度の調査ではなくデータを重ね、検証していくことが重要と考えています。今年はみんなで調査活動をおこないます。田んぼの生きもの調査員になって、色んな田んぼをみくらべてみませんか?
==================
田んぼの生きもの調査
田んぼに水が張られている6月上旬、無人ヘリによる殺虫剤の空中散布の実施前となる7月下旬、空中散布後の8月上旬に、5枚の田んぼを対象に生きものを調べます。
開催日
・7月16日(火)
・7月28日(日)
・8月 4日(日)
・8月 6日(火)
※時間はいずれも9:30〜12:00開催です。
内容:イナゴやトンボなど、田んぼにいる陸生昆虫類を調べます。
参加費:無料
申込方法:下記フォームもしくはメールにてお申し込みください。
申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1550056203YItQXlDu
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
※お名前と年齢、住所、電話番号、参加希望日をお知らせください。
主催:NPO法人河北潟湖沼研究所(担当:川原)
◎ 6月の田んぼの水生動物・底生動物調査は、終了しました。
※天候などにより、日程を直前で変更する可能性がございます。登録いただいた方には改めてご連絡させていただきます。4日間ありますが一部の参加でも可能です。
本イベントは、2019年度アクト・ビヨンド・トラストの助成を受けています。