
◆田んぼの生きもの調査隊詳細についてはこちら
今年の「生きもの元気米」の取り組みでは、参加を募って、みんなで田んぼの生きものをしらべ、農薬の生態系への影響について考えています。
みんなで調べる田んぼは、農薬不使用の田んぼ3枚、農薬を使用している田んぼ2枚の合計5枚で、9日は、2012年から農薬不使用でつくっている「七豊米」の田んぼでおこないました。5枚の田んぼを比べるため、30cm×30cmのコドラート枠をつくり、枠内の泥を深さ3cm採集して、その中にいる生きものを調べます。
七豊米の田んぼではユスリカの類や、ドブシジミ(小さな二枚貝)がとてもたくさんいて、選り分けるのに苦労しました。
二回目の6月11日には、農薬を使っている田んぼを調べましたが、田んぼの中に藻類がたくさん発生していて、カイエビやヤゴ(トンボの幼虫)など、意外と生きものがたくさんいました。でも、七豊米の田んぼに、あれほどたくさんいたユスリカ類は、わずかしかみられませんでした。また、生きもの元気米4年目をむかえた農薬不使用でつくっている石橋さんの田んぼでもしらべました。石橋さんの田んぼは、全体的に数は少なめで、2つの田んぼのユスリカ類やカイエビのように、突出して多くみられる生きものがいませんでした。ガガンボ、カゲロウの類、ガムシ類、ヒルなど、色々な生きものがみられました。種類や数など、採集した生きものをこれから詳しくみていく予定です。
今後以下の日程で調査する予定です。
・7月23日(火)
・7月28日(日)
・8月 4日(日)
・8月 6日(火)
※時間はいずれも9:30〜12:00開催です。
ぜひたくさんの方にご参加いただきたく、田んぼの生きもの調査隊員へのご登録をお願いします。
◆申込フォーム https://www.secure-cloud.jp/sf/1550056203YItQXlDu
◆募集詳細 http://kahokugata.sblo.jp/article/186174220.html



