(1)河北潟干拓地 中央幹線排水路 11月20日(火)13:30〜15:30
河北潟干拓地では二か所に分かれて作業しました。一か所は水路が中央幹線排水路に流れ込むところで、大きな群落をつくっていたチクゴスズメノヒエを除去、、もう一か所は防風林帯のセイタカアワダチソウを抜き取りました。セイタカアワダチソウの抜き取りには、石川高専の学生さん40人が参加しました。
チクゴスズメノヒエ群落の除去には、イカリやレーキを使って引き上げました。
作業前↑と、作業後↓です。
作業中に出てきた小さなスッポン。
まだ3センチほどのスッポンでした。同じくらい小さなクサガメも出てきました。ウシガエルのおたまじゃくしもたくさん出てきました。外来植物(チクゴスズメノヒエ)のかたまりをひっくり返すような感じになるので、作業していると中にいる生きものが結構出てきます。
(2)金沢市二日市地区の農業排水路 11月21日(水)13:30〜15:30
コンクリートではなく土の水路です。ここは毎年実施している成果がでており、このあたりの水路にはチクゴスズメノヒエはほとんどなくなりました。残っているチクゴスズメノヒエを根元から丁寧に取り除きました。

作業前↑と作業後↓
作業中に出てきたドジョウ。昔よくドジョウ鍋にして食べていたとか。
(3)金沢市大場地区の農業排水路 11月24日(土)9:00〜11:00
ここでは広い範囲で除去を行っています。水路の中のチクゴスズメノヒエは、ぱっと見はそんなに無いように見えても、水中から引き上げると結構な量があります。
チクゴスズメノヒエのかたまりはとても重く、ひきあげるときはかなりの力が必要です。水に浮かべてひきあげやすい場所までもっていきました。
大きな塊はみんなでひきあげます。
広い範囲なのでまだまだチクゴスズメノヒエはありますが、それでも毎年継続している成果か、徐々に減少傾向にあります。場所によっては出なくなった場所もあります。
除去前↑と除去後(この日の活動場所の一部分です)
毎年継続して行っていることで、成果が目に見えてきているところもあります。最初のころから継続して参加者されている方には、長年の活動成果が出てきていることは、喜びになっているようです。