http://kahokugata.sakura.ne.jp/events/sympo20161201.html
河北潟周辺には広大な農地があり、湖には豊かな自然環境とそこに棲む生きものがいます。これらを保全しながら活用することで、農業、加工業、観光業等、地域が豊かになるための様々な可能性が生まれます。かつて汽水湖だったころのようにヤマトシジミ、ウナギなどが生息する河北潟が復活すれば、潟で漁が営まれて地域の食卓も豊かになります。清湖とよばれた河北潟のきれいな水と自然が流域に取り戻されれば、そこにはいろいろな地場産業の発展が想定できます。
反面、清湖を取り戻すためには想定される問題や乗り越えなければいけない課題もあり、行政による施策とともに、市民によるマンパワーや農家の取り組み、地元企業がもつ技術力やサービス力の発揮が求められます。そこで、企業、団体とNPOがそれぞれ活動を発表しあうことで、協働を推進し、地域の環境保全活動の活性化を目指すシンポジウムを企画しました。
内容
実際に今、河北潟地域で行われている環境保全活動をみながら、地元でできる社会貢献活動としての環境保全活動を考えます。企業、団体、NPOとそれぞれの立場から意見交換をし、河北潟地域での環境保全活動を考え、協働の可能性や新たな活動、事業の可能性を探ります。
1:企業・団体から
・河北潟地域で現在実施している社会貢献活動や環境保全活動の事例
・事業をする上で環境に対して配慮していること
・河北潟地域の環境をよりよくするための新事業提案 等の発表
2:NPO、市民から
・河北潟地域で行っている環境保全活動の紹介
・他地域で行われている社会貢献活動や環境保全活動の事例紹介
3:市民、企業、行政連携のためのディスカッション
・それぞれの立場より、地域社会貢献活動、環境保全活動促進に向けた話し合い
<参加企業・団体>(発表順)
株式会社エオネックス
一般社団法人いしかわみらい共創会議
河北潟干拓土地改良区
明和工業株式会社
合同会社金沢市民発電所/NPO法人市民環境プロジェクト
NPO法人河北潟湖沼研究所
日時 2016年12月1日(木)14時〜16時30分
会場 近江町交流プラザ研修室1(近江町いちば館4階)
参加無料です。

*このシンポジウムは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます。