毎年秋に実施している外来植物除去活動ですが、実施する水路の中や外来植物の合間にゴミが見つかることが多々あります。今年は除去活動に合わせて、ゴミ拾い、ゴミ調査も実施しました。
11/12は金沢市大場町の田んぼの排水路です。ここでは10月23日にもゴミ拾いをしています。しかし植物をかき分けていくと、泥に埋もれた缶やペットボトル等が見つかり、また、ゴミ拾い後に新たにポイ捨てされた、流れてきたと思われる真新しいゴミも見つかりました。
さいごにゴミを集めて分別し、記録しましたが、この時に同じスーパーの袋が二つあることに気が付きました。持ち手の結び方が同じで、中身は飲料容器や豆腐など食品の容器が入っており、家庭から出たゴミをスーパーの袋に入れて、捨てたようでした。
後日、同じ場所で以前に撮った写真を見ていたら、そこにも同じスーパーの袋に入れられ、同じように捨てられたゴミが写っていました。
同じ人が、通勤か何かでこの排水路横の道路を日常的に通っており、家庭ゴミを不法投棄して行く事が生活習慣のようになっているのかなと感じた出来事でした。
外来植物除去前(11/12)
外来植物除去後(11/12)
活動中の様子。
埋もれていた缶はドロドロになっています。
排水路に落ちているペットボトル。
流されてきた袋入りのゴミ。
同じような袋がありました。
11/13はかほく市指江の田んぼ排水路での活動でした。ここは、農道が脇にありますが、舗装されておらず、車の通りは少ない道です。そのためか、前日の排水路と比べてゴミは少なめでしたが、ペットボトルや缶、コンビニ袋に入った食品容器などが拾われました。捨てられてから時間がたったと思われるものは、ボロボロになっていました。この場所は河北潟のすぐ手前にあり、ここで拾われなければ河北潟や海に流されていきます。捨てない、拾うことで、水辺の環境が広く守られます。
活動の様子。
水路を流れるペットボトル。
小さめのプラ袋入りのゴミがありました。
ペットボトル。
缶類。
*ゴミ拾い、ゴミ調査はエフピコ環境基金の助成を受けて行っています。