河北潟湖沼研究所では、この河北潟クリーン作戦終了後、どのようなゴミが落ちていたのかを詳しく調べてみました。調べたのはクリーン作戦受付G地点で拾われたゴミです。ここではゴミ袋で100袋以上のゴミがひろわれましたが、このうち約30袋をあけて調べました。ゴミ袋は手提げ式で、持ち手部分より下が縦60cm、横36.5cm、幅13.2cmの大きさです。
どんなゴミがどれくらいあったか、以下に紹介していきます。
・ペットボトル/258本、ゴミ袋で8袋分ありました。数では一番多かったゴミです。
写真はごく一部です。
・缶(飲料)/52本、ゴミ袋で約1.2袋分ありました。アルミが45本、スチールが7本でした。
・ビン/35本、ゴミ袋で約1.5袋分ありました。茶色いビンが34本、透明のビンが11本でした。飲料系のものが多かったのですが、おそらく農業系の薬品が入っていたと思われるビンもありました。
・食品包装系のプラゴミ/ゴミ袋約1袋分ありました。
・発泡スチロール(白い箱型のもの)/ゴミ袋で8袋分、砕けているものもたくさんありました。
・ボトル型プラスチック容器(農業系のものや化粧品系のもの)/ゴミ袋で約1.5袋分ありました。
・中〜大型のプラスチックゴミ/ゴミ袋で約2袋分ありました。植木鉢やバケツ、チリトリ、カゴ等です。
・プラスチックのくずゴミ/プラスチック製品が割れたものです。ゴミ袋で約1袋分ありました。
・ビニールゴミ/ゴミ袋約1.5袋分。
・ボール/31個、ゴミ袋約1袋分ありました。この地点は他のクリーン作戦実施地点と比べると、ボールが多いかもしれません。
・サンダル/片方のみで9個、ゴミ袋で約0.5袋分ありました。
・衣服/1着、冬物アウターのかさばるもので、ゴミ袋約0.5袋分でした。
・糸、縄/絡まった釣り糸と縄でゴミ袋0.1袋分。
・電球/5個、ゴミ袋0.5袋分。
・蛍光灯/1本。
・缶(飲料以外)3本
・ライター/3本
・吸入器/1個
・ウキ(釣り用)/1個
・皿/かけたものが1つ。
・金属製の何かの部品/2つ。
ペットボトルの多さは本当にうんざりするほどでした。
これから河北潟流域のどこにゴミが溜まっているのかも調べていきたいと思います。
*この活動の実施にあたり、エフピコ環境基金の助成を受けています。