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2025年04月24日
(参加募集)里山の課題と向き合う「いのちかがやく里山」づくり〜連続プログラム
【里山の課題と向き合う「いのちかがやく里山」づくり】〜挑戦1 吉倉の山道の再生 連続プログラム河北潟に流れ込む川の一つ、津幡川の上流地域、津幡町吉倉の里山で、山道の再生に挑むイベントを、6回の連続プログラムで開催します。吉倉の集落の背後に広がる山の中には、ほとんど使われなくなった山の道があります。その山道で学びながら、みんなで再生活動をしていきます。多くの方のご参加をお待ちしております。<日程>○プレイベント日時/2025年4月26日(土)、29日(火)、5月18日(日)、時間はいずれも10:00〜14:00※プレイベントはいずれか一日のみのご参加でOKです。※プレイベントは参加費無料です。再生する里山の道を歩き、課題を見つけながら、どんな活動ができるかを話し合います。山菜がとれたら、お昼は天ぷらをつくって食べます。@5月25日(日)10:00〜16:00 竹林の再生手入れされなくなった竹藪の現場を見て理解を深め、竹刈など整備活動をします。お昼はタケノコご飯を食べよう!A7月6日(日)10:00〜16:00 見晴らしの良い尾根林の再生人の利用がなくなりアカマツ林の環境が変化している状況を学び、下草の手入れなどします。お昼は里山カレーを食べよう!B9月28日(日)10:00〜16:00 落葉広葉樹林の再生落葉広葉樹林といっても林内の環境は様々。多様性のある山を守るための活動をします。お昼は里山の恵みをいただきます!C11月2日(日)10:00〜16:00 獣害の対策 10:00〜16:00獣害の対策を試みます。切り出した竹を使って猪垣づくりに挑戦します。お昼は里山の恵みをいただきます!D1月18日(日) 10:00〜16:00 巣箱の設置 10:00〜16:00再生活動した冬山を歩きながら、樹洞をさがし、山にすむ動物に目を向けます。お昼はお餅でピザづくりをしよう!<概要>場所 津幡町吉倉地内の山林、吉倉交流館対象 小学4年生以上参加費 1回のみ1人10,000円 3回 1人20,000円 4回 1人26,000円 5回 1人30,000円 ※4/26、4/29、5/18のプレイベントは参加費無料です。主催 NPO法人河北潟湖沼研究所問合せ先 info@kahokugata.sakura.ne.jpその他詳細は申込受付後にメールにてご案内いたします。■参加申込下記フォームよりお申し込みください。https://forms.gle/t8GMfDCqtTquaE5k9
2025年04月21日
(活動報告)ごみの内容、ごみ調査の結果/河北潟クリーン作戦地点8
河北潟クリーン作戦を実施した一地点で、拾ったごみの内容を調べました。
場所は、実施地点G、河北潟東部承水路湖北大橋の付近です。
2024年、2025年ともごみ袋に入れられたゴミのうち、全体の約3割を開封し、分別して重さをはかりました。
ごみの内容の比率はをグラフにすると2024年、2025年ともおなじような比率になりました。
分別作業をしていると、とにかく発泡スチロールとプラスチックごみがとても多いと感じました。
本数が数えられるペットボトル、空き缶、ビンは数を数えたところ、2025年はペットボトル98本、空き缶17本、ビンは40本でした。

地点8のごみ全体。

調べたごみ。(手前側)

分別作業中。雨の中がんばりました。







*ごみ調査にあたってはエフピコ環境基金の助成金を活用しています。
場所は、実施地点G、河北潟東部承水路湖北大橋の付近です。
2024年、2025年ともごみ袋に入れられたゴミのうち、全体の約3割を開封し、分別して重さをはかりました。
ごみの内容の比率はをグラフにすると2024年、2025年ともおなじような比率になりました。
分別作業をしていると、とにかく発泡スチロールとプラスチックごみがとても多いと感じました。
本数が数えられるペットボトル、空き缶、ビンは数を数えたところ、2025年はペットボトル98本、空き缶17本、ビンは40本でした。

地点8のごみ全体。
調べたごみ。(手前側)
分別作業中。雨の中がんばりました。
*ごみ調査にあたってはエフピコ環境基金の助成金を活用しています。
2025年04月03日
(田植え参加募集)吉倉田んぼ5/10・七豊米田んぼ5/25
農薬不使用で栽培している田んぼで田植え体験を行います。
5/10は津幡町吉倉の田んぼで、5/25は金沢市岸川町の田んぼでそれぞれ行います。
初めての方もベテランの方も、大人でも子どもでも歓迎です。
ご参加お待ちしております。
【5/10吉倉田んぼ田植え】
休耕田から再生して2年目、農薬・肥料不使用で栽培している田んぼで、苗を手植えします。
日時:2025年5月10日(土)9:00〜12:00
場所:河北郡津幡町吉倉の田んぼ
*詳しい場所はお申込みいただいた方にお知らせします。
参加費:小学生以下おひとり500円、中学生以上おひとり1000円。参加費は当日現金でお支払いください。
対象:4才以上どなたでも可。ただし小学生以下保護者同伴。
申し込み:下記フォームよりお申し込みください。
吉倉田んぼ田植え申込⇒ https://forms.gle/hqWAqpLydWbc8wNT8
【5/25七豊米田んぼ田植え】
農薬不使用14年目となる田んぼです。田んぼに作った水苗代から育てた苗を取り、手植えしていきます。
日時:2025年5月25日(日)9:00〜12:00
場所:金沢市岸川町の七豊米田んぼ
*詳しい場所はお申込みいただいた方にお知らせします。
参加費:小学生以下おひとり500円、中学生以上おひとり1000円。参加費は当日現金でお支払いください。
対象:4才以上どなたでも可。ただし小学生以下保護者同伴。
申し込み:下記フォームよりお申し込みください。
七豊米田んぼ田植え申込⇒ https://forms.gle/fKnABVQYLkuSVSKb6
●持物や服装、注意事項等(吉倉田んぼ田植え、七豊米田んぼ田植え共通)
・お茶、タオルをご持参ください。
・服装は、動きやすく泥がついてもよい服装でお願いします。帽子もあるとよいです。
・風が強い時は晴れていても寒く感じます。カッパなど羽織れるものが一枚あると便利です。
・足にフィットするタイプの長靴または、田んぼに入る用の靴下をお持ちください。(素足で田んぼに入ると小石などでケガをする危険があるため)
・長靴や靴下がない場合は、当日、靴下をお貸しします。受付でお申し出ください。
・小さな子供さんの場合は、着替え一式と、泥が付いたものをまとめて入れられる大きめの袋があると便利です。
<いしかわ里山ポイント>
・3時間の参加で、各日それぞれいしかわ里山ポイントが3ポイントもらえます。
いしかわ里山ポイントについてはこちら。
<ボランティアも募集しています>
七豊米田んぼでは、日々の農作業はボランティアの皆様と研究所スタッフとで行っています。イベント時は運営等の作業をお手伝いただいています。このボランティア参加者も募集しています。ボランティア作業の案内は別途メールで行っていますので、案内送信ご希望の方は、まずは研究所までメールでご連絡ください。⇒info@kahokugata.sakura.ne.jp
(写真は去年のものです)


5/10は津幡町吉倉の田んぼで、5/25は金沢市岸川町の田んぼでそれぞれ行います。
初めての方もベテランの方も、大人でも子どもでも歓迎です。
ご参加お待ちしております。
【5/10吉倉田んぼ田植え】
休耕田から再生して2年目、農薬・肥料不使用で栽培している田んぼで、苗を手植えします。
日時:2025年5月10日(土)9:00〜12:00
場所:河北郡津幡町吉倉の田んぼ
*詳しい場所はお申込みいただいた方にお知らせします。
参加費:小学生以下おひとり500円、中学生以上おひとり1000円。参加費は当日現金でお支払いください。
対象:4才以上どなたでも可。ただし小学生以下保護者同伴。
申し込み:下記フォームよりお申し込みください。
吉倉田んぼ田植え申込⇒ https://forms.gle/hqWAqpLydWbc8wNT8
【5/25七豊米田んぼ田植え】
農薬不使用14年目となる田んぼです。田んぼに作った水苗代から育てた苗を取り、手植えしていきます。
日時:2025年5月25日(日)9:00〜12:00
場所:金沢市岸川町の七豊米田んぼ
*詳しい場所はお申込みいただいた方にお知らせします。
参加費:小学生以下おひとり500円、中学生以上おひとり1000円。参加費は当日現金でお支払いください。
対象:4才以上どなたでも可。ただし小学生以下保護者同伴。
申し込み:下記フォームよりお申し込みください。
七豊米田んぼ田植え申込⇒ https://forms.gle/fKnABVQYLkuSVSKb6
●持物や服装、注意事項等(吉倉田んぼ田植え、七豊米田んぼ田植え共通)
・お茶、タオルをご持参ください。
・服装は、動きやすく泥がついてもよい服装でお願いします。帽子もあるとよいです。
・風が強い時は晴れていても寒く感じます。カッパなど羽織れるものが一枚あると便利です。
・足にフィットするタイプの長靴または、田んぼに入る用の靴下をお持ちください。(素足で田んぼに入ると小石などでケガをする危険があるため)
・長靴や靴下がない場合は、当日、靴下をお貸しします。受付でお申し出ください。
・小さな子供さんの場合は、着替え一式と、泥が付いたものをまとめて入れられる大きめの袋があると便利です。
<いしかわ里山ポイント>
・3時間の参加で、各日それぞれいしかわ里山ポイントが3ポイントもらえます。
いしかわ里山ポイントについてはこちら。
<ボランティアも募集しています>
七豊米田んぼでは、日々の農作業はボランティアの皆様と研究所スタッフとで行っています。イベント時は運営等の作業をお手伝いただいています。このボランティア参加者も募集しています。ボランティア作業の案内は別途メールで行っていますので、案内送信ご希望の方は、まずは研究所までメールでご連絡ください。⇒info@kahokugata.sakura.ne.jp
(写真は去年のものです)

2025年03月08日
(参加募集)ゴミ拾い
【参加募集】ゴミを拾って河北潟の湖岸の美しい環境を取り戻そう
河北潟の湖岸でゴミ拾いをおこないます。
皆様のご参加お待ちしています。
日 時 2025年3月30日(日)13:30〜16:30
(雨天の時は翌日に延期(2月24日))
集 合 河北潟(石川県河北郡津幡町)
湖北大橋の左岸、道路北側
https://maps.app.goo.gl/madFeuwtJwmcSy279
行 程 13:30〜14:30
東部承水路・湖北大橋付近にてゴミ拾い
14:40〜 移動(車で各自移動となります。)
15:00〜16:30
ゴミの多い地点が工事エリアのため、直前に確定します。
※どちらか片方の地点のみの参加でも大丈夫です。
持物など 動きやすく汚れてもよい服装。
長靴、軍手、トング(持参可能な方)。
※ゴミ袋はお配りします。
トング、軍手はお持ちで無い方には貸し出します。
申込み https://forms.gle/kbRvSHVKewxcf2Cp6
メールでも受け付けています。
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
参加される方全員のお名前、ご年齢、ご住所、電話番号(当日つながりやすいもの)をお知らせください。
申込締切 3月28日(金)
対 象 小学生以上。小学生は保護者同伴でお願いいたします。
※本活動は未来につなぐふるさと基金の助成を受けて実施します。
主催:河北潟湖沼研究所


河北潟の湖岸でゴミ拾いをおこないます。
皆様のご参加お待ちしています。
日 時 2025年3月30日(日)13:30〜16:30
(雨天の時は翌日に延期(2月24日))
集 合 河北潟(石川県河北郡津幡町)
湖北大橋の左岸、道路北側
https://maps.app.goo.gl/madFeuwtJwmcSy279
行 程 13:30〜14:30
東部承水路・湖北大橋付近にてゴミ拾い
14:40〜 移動(車で各自移動となります。)
15:00〜16:30
ゴミの多い地点が工事エリアのため、直前に確定します。
※どちらか片方の地点のみの参加でも大丈夫です。
持物など 動きやすく汚れてもよい服装。
長靴、軍手、トング(持参可能な方)。
※ゴミ袋はお配りします。
トング、軍手はお持ちで無い方には貸し出します。
申込み https://forms.gle/kbRvSHVKewxcf2Cp6
メールでも受け付けています。
メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
参加される方全員のお名前、ご年齢、ご住所、電話番号(当日つながりやすいもの)をお知らせください。
申込締切 3月28日(金)
対 象 小学生以上。小学生は保護者同伴でお願いいたします。
※本活動は未来につなぐふるさと基金の助成を受けて実施します。
主催:河北潟湖沼研究所

2025年03月07日
【活動報告】外来種セイタカアワダチソウを活用しよう
3月2日(日)、河北潟干拓地でセイタカアワダチソウを使った草木染め体験イベントを実施しました。
最初は今回のイベントを干拓地のどの場所で行っているかを、みんなで大きな地図を見ながら確認しました。
つぎに本活動の主旨について、昔の人々は身近な植物を日々の暮らしにうまく利用していたが、現在では生活の中でほとんど利用されることがないということ、そこで干拓地にたくさんある外来種のセイタカアワダチソウを抜き取って草木染めをする取り組みを続けていることを伝えました。

場所は毎年同じ中央幹線排水路沿いの防風林帯でおこなっています。
染料にするため、セイタカアワダチソウを掘り取りますが、秋と違って春先は花が咲いておらず、タンポポのように地面に葉を広げており、どれがセイタカアワダチソウか識別してから作業に入りました。掘り取り作業は寡黙になり、それはそれで面白いのですが、少しゲーム性をもたせて、根っこまたは地下茎の長さを競うこととしました。4歳の女の子がお母さんと一緒に、丁寧に少しずつ地下茎を引き抜いて、女の子の伸長と同じくらいの長さがありました。午前中は雨模様でしたが、作業中は雨に降られることもなく、今年は風もなく、楽しい作業となりました。

掘り取りの後は、河北潟研修館の室内に移動し、草木染にうつります。
みんなで抜き取ったセイタカアワダチソウと、事前に集めていたセイタカアワダチソウを鍋に入れて煮出します。室内は薬草風呂の香りになります。最初に、絞りを入れる作業をおこない、それぞれオリジナルに工夫されました。よく染料がしみこむよう、煮出したセイタカアワダチソウの染料につけてしっかりもみもみします。草木染めの途中で、参加者の皆さんに環境や生きものへの関心を持っていただくために、河北潟周辺に生息する生きものにからめた内容のすごろくゲームも開催しました。
最後には、各々の個性豊かな絞りが入った、素敵な染め物が仕上がりました。参加者の方々からは、「思い通りの柄になってよかった」「来年もまた参加したいです」といった感想をいただきました。


最初は今回のイベントを干拓地のどの場所で行っているかを、みんなで大きな地図を見ながら確認しました。
つぎに本活動の主旨について、昔の人々は身近な植物を日々の暮らしにうまく利用していたが、現在では生活の中でほとんど利用されることがないということ、そこで干拓地にたくさんある外来種のセイタカアワダチソウを抜き取って草木染めをする取り組みを続けていることを伝えました。

場所は毎年同じ中央幹線排水路沿いの防風林帯でおこなっています。
染料にするため、セイタカアワダチソウを掘り取りますが、秋と違って春先は花が咲いておらず、タンポポのように地面に葉を広げており、どれがセイタカアワダチソウか識別してから作業に入りました。掘り取り作業は寡黙になり、それはそれで面白いのですが、少しゲーム性をもたせて、根っこまたは地下茎の長さを競うこととしました。4歳の女の子がお母さんと一緒に、丁寧に少しずつ地下茎を引き抜いて、女の子の伸長と同じくらいの長さがありました。午前中は雨模様でしたが、作業中は雨に降られることもなく、今年は風もなく、楽しい作業となりました。

掘り取りの後は、河北潟研修館の室内に移動し、草木染にうつります。
みんなで抜き取ったセイタカアワダチソウと、事前に集めていたセイタカアワダチソウを鍋に入れて煮出します。室内は薬草風呂の香りになります。最初に、絞りを入れる作業をおこない、それぞれオリジナルに工夫されました。よく染料がしみこむよう、煮出したセイタカアワダチソウの染料につけてしっかりもみもみします。草木染めの途中で、参加者の皆さんに環境や生きものへの関心を持っていただくために、河北潟周辺に生息する生きものにからめた内容のすごろくゲームも開催しました。
最後には、各々の個性豊かな絞りが入った、素敵な染め物が仕上がりました。参加者の方々からは、「思い通りの柄になってよかった」「来年もまた参加したいです」といった感想をいただきました。



2025年01月28日
(活動報告)1/26河北潟流域ゴミ拾いツアー・耐寒ゴミ拾いラリー
1月26日、河北潟流域ツアー耐寒ゴミ拾いラリーを実施しました。流域をまわり、各地でゴミ拾いや野鳥観察を行い、また各地でゴミ拾いごとにスタンプが一つたまるものです。
【河北潟湖岸・干拓地内】
初めに河北潟干拓地内の湖岸でゴミ拾いを行いました。河北潟の湖岸では、「河北潟クリーン作戦」等、長年ゴミ拾い活動を継続してきており、近年はゴミが減少傾向にありましたが、地震や大雨による影響か、ここ最近ゴミが目立つようになっています。今回実施した地点も、打ち寄せられたゴミが湖岸に散乱している状態でした。ここで拾ったゴミは75kgプラス粗大ごみでした。タイヤが何本も転がっており、なかにはスパイクタイヤもありました。埋もれていた昔のゴミが出てきたのかもしれません。ゴミのうち、ペットボトルは本数を数えましたが、数えられただけでも175本ありました。


続いて、内灘の権現森海水浴場に移動し、海岸でのゴミ拾いを行いました。ここでは Rage On の皆様にもご参加いただきました。海岸にはペットボトル、漁具などが目立ち、近隣から流れてきたと思われるゴミの他、海外の文字が入ったものも目立ちます。一時間弱の間に200kg以上のゴミが拾われました。ペットボトルは数えられただけでも300本以上ありました。



休憩後は河北潟の湖岸から湖面にいる野鳥を観察し、トモエガモの大群を観察することができました。
午後は宇ノ気川河口でゴミ拾いを行いました。この辺りは樋門付近にペットボトルや缶がじゅうたんのように広がっています。しかしトゲの鋭いノイバラに阻まれ、なかなかごみの位置まで進むことができず、枝を切り、道を開きながらの作業となりました。ここでは60kg以上のゴミが拾われました。




一日で複数個所をまわったことで、海岸と河北潟、各地のゴミの状況もわかって頂けたようです。移動中やゴミ拾いの合間には、コハクチョウ、コウノトリ、アオサギ、ケリ、ヒドリガモ、マガモ、チョウゲンボウなどたくさんの野鳥が観察できました。当日の天気予報は雨でしたが、移動中に少し降ったのみで、幸いゴミ拾いや野鳥観察中には降られることはなく、気持ちよくゴミ拾いすることができました。
ご参加、ご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
たくさんのゴミを拾いましたが、いずれも取り切ることはできていません。2月23日には、また河北潟の湖岸でのゴミ拾い活動を実施予定です。また今年の河北潟クリーン作戦は4月20日に実施予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
※本活動はエフピコ環境基金の助成を受けて実施しました。
【河北潟湖岸・干拓地内】
初めに河北潟干拓地内の湖岸でゴミ拾いを行いました。河北潟の湖岸では、「河北潟クリーン作戦」等、長年ゴミ拾い活動を継続してきており、近年はゴミが減少傾向にありましたが、地震や大雨による影響か、ここ最近ゴミが目立つようになっています。今回実施した地点も、打ち寄せられたゴミが湖岸に散乱している状態でした。ここで拾ったゴミは75kgプラス粗大ごみでした。タイヤが何本も転がっており、なかにはスパイクタイヤもありました。埋もれていた昔のゴミが出てきたのかもしれません。ゴミのうち、ペットボトルは本数を数えましたが、数えられただけでも175本ありました。
続いて、内灘の権現森海水浴場に移動し、海岸でのゴミ拾いを行いました。ここでは Rage On の皆様にもご参加いただきました。海岸にはペットボトル、漁具などが目立ち、近隣から流れてきたと思われるゴミの他、海外の文字が入ったものも目立ちます。一時間弱の間に200kg以上のゴミが拾われました。ペットボトルは数えられただけでも300本以上ありました。
休憩後は河北潟の湖岸から湖面にいる野鳥を観察し、トモエガモの大群を観察することができました。
午後は宇ノ気川河口でゴミ拾いを行いました。この辺りは樋門付近にペットボトルや缶がじゅうたんのように広がっています。しかしトゲの鋭いノイバラに阻まれ、なかなかごみの位置まで進むことができず、枝を切り、道を開きながらの作業となりました。ここでは60kg以上のゴミが拾われました。
一日で複数個所をまわったことで、海岸と河北潟、各地のゴミの状況もわかって頂けたようです。移動中やゴミ拾いの合間には、コハクチョウ、コウノトリ、アオサギ、ケリ、ヒドリガモ、マガモ、チョウゲンボウなどたくさんの野鳥が観察できました。当日の天気予報は雨でしたが、移動中に少し降ったのみで、幸いゴミ拾いや野鳥観察中には降られることはなく、気持ちよくゴミ拾いすることができました。
ご参加、ご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
たくさんのゴミを拾いましたが、いずれも取り切ることはできていません。2月23日には、また河北潟の湖岸でのゴミ拾い活動を実施予定です。また今年の河北潟クリーン作戦は4月20日に実施予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
※本活動はエフピコ環境基金の助成を受けて実施しました。
2025年01月09日
(参加募集)第8回河北潟流域シンポジウム『震災後の自然再生−住民や多様な関係者の連携による取り組み−』
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※2025年2月14日18:58追記
これまでにお申込みいただいた方全員(会場参加、オンライン参加の方すべて)に、オンライン参加URLを掲載したメールを送信しました。メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダ等を一度ご確認ください。
届いていないという場合は、下記までご連絡ください。
河北潟湖沼研究所 info@kahokugata.sakura.ne.jp
ご案内メールも上記アドレスより送信しています。
なお、上記アドレスからoutolook等の一部アドレス宛にメールを送信できない状況となっており、一部の方には担当者の@kahokugatalake.comメールアドレスよりお送りしております。
※参加申込は当日まで受け付けています。
お申し込みはこちら https://bit.ly/4jcOWMX
------------
第8回めとなる河北潟流域シンポジウムを開催します。
『震災後の自然再生−住民や多様な関係者の連携による取り組み−』
日時 2025年2月16日(日)13:30−16:00
会場 石川県女性センター大会議室+オンライン
参加無料です。
↓こちらより申し込みください。
https://bit.ly/4jcOWMX
【詳細情報】
趣旨
能登半島地震により、内灘砂丘沿いの集落や河北潟干拓地の堤防などが大ききな被害を受けました。もともと河北潟地域は低湿地であり軟弱地盤であることは知られていましたが、災害に対して脆弱であることが改めて示されました。
ようやく災害からの復興が進みつつあり、その中でより災害に強い土地とするためのハード対策の必要性が指摘されていますが、これまで以上に強固な構造物や治水施設を整備することの限界や持続可能性からの問題点も見えてきています。低湿地の脆弱性を正しく理解した上で、ハードな対策だけでなくソフトな対策を含めた総合的な災害対策、例えば土地利用の変更も含めた広域での防災対策やグリーンインフラの観点の導入、低湿地の特性を敢えて取り入れた自然環境の保全・再生・活用を含む柔軟な災害対策を検討することが求められます。総合的な対策を進めるためには、自治体・行政だけの取り組みではなく、多様な地域関係者の話し合いと合意を進め、多様な主体の協働による災害復興と、それに連動した豊かで強固な地域づくりの取り組みとすることが必要です。
2011年の東日本大震災では、国を挙げた復興事業の中で巨大な防潮堤が建設され、海岸の生態系に大きな影響が生じました。それにより復興が進んだかというと、住民が海とのつながりや古里の風景を失ったり、漁業を営む上での障害になったりして、復興の妨げにもなりかねないことも指摘されています。一方、住民や研究者の取り組みにより計画が変更され生態系への甚大な影響が回避された例や、津波で集落が移転した跡地で住民を中心に自然再生の取り組みが継続されている事例などがあります。
前回の流域シンポジウムでは、東北大震災の復興の取り組みの中で巨大防潮堤建設に代表される復興事業の問題点を生態学的な見地から指摘し、生態系の保全に取り組んだ事例について報告いただきました。今回の流域シンポジウムでは、東北大震災の復興事業が進む中で、地域の人たちが取り組んできた自然再生・地域再生の取り組みをご報告いただきます。ここでもキーワードは多様な関係者の合意と連携でした。続いて河北潟で始まっている取り組みをご紹介し、全国での災害復興の中で進められた自然再生の取組事例についてご紹介いだきます。これらの報告から、河北潟流域での震災復興の取り組みをどう進めたら良いのか、またその中での多様な関係者の合意と連携の重要性について考えます。
日時 2025年2月16日(日)13:30−16:00
会場 石川県女性センター 大会議室
主催 NPO法人河北潟湖沼研究所
※ このシンポジウムは、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施します。
基調講演 平吹喜彦氏(東北学院大学教授)
「エコトーン・里浜の視点を活かした陸水境界域の復興デザイン」
【プロフィール】東北学院大学地域総合学部教授。理学博士(東北大学)。東日本大震災発災直後から、南蒲生/砂浜海岸エコトーン モニタリングネットワークなどを組織して、仙台市新浜地区を中心に生態系調査、自然と調和する復興まちづくりを支援。共編著書に『大津波と里浜の自然誌』、『自然と歴史を活かした震災復興』、共著書に『生態学が語る東日本大震災』など。
活動報告(仙台市岡田・新浜地区)
遠藤源一郎氏(遠藤環境農園)
「被災地の暮らしと環境保全」
【プロフィール】 元仙台市職員。八木山動物公園長を最後に退職し、津波被災地で農業に従事。津波でいなくなったメダカを増やしながら米作りをしている。
また現地再建した新浜町内会などの役員を務めながら、地域のにぎわいづくりと海辺の環境保全に努めている。
被災地の人々の葛藤を描いた短編小説集「風は海から吹いてくる」を自費出版し、自費出版文化賞・小説部門特別賞受賞
活動報告(河北潟流域)
川原奈苗氏(河北潟湖沼研究所)
「河北潟クリーン作戦、特に震災後の取り組み」
【プロフィール】河北潟湖沼研究所副理事長。河北潟クリーン作戦実行委員会事務局長。動植物調査や過去の暮らしと自然の聞き取り調査を行いながら、さまざまな地域課題の解決に取り組んでいる。
ディスカッション 河北潟流域の災害復興の中での住民の役割と多様な連携の必要性
コーディネータ 高橋 久
話題提供 入江 潔氏(アジア航測株式会社)「多様な連携の仕組みの中で取り組まれた災害復興の中での自然再生の事例」
タイムテーブル
13:30 開会 挨拶と趣旨説明 高橋久(河北潟湖沼研究所)
13:40 基調講演 平吹喜彦氏(東北学院大学)
14:10 活動報告@ 遠藤源一郎氏(遠藤環境農園)
14:40 活動報告A 川原奈苗氏(河北潟湖沼研究所)
15:00 休憩
15:10 ディスカッション 進行:高橋久(河北潟湖沼研究所
話題提供 入江潔氏(アジア航測)(オンライン)
16:00 閉会挨拶
チラシ_第8回河北潟流域シンポジウム.pdf
※2025年2月14日18:58追記
これまでにお申込みいただいた方全員(会場参加、オンライン参加の方すべて)に、オンライン参加URLを掲載したメールを送信しました。メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダ等を一度ご確認ください。
届いていないという場合は、下記までご連絡ください。
河北潟湖沼研究所 info@kahokugata.sakura.ne.jp
ご案内メールも上記アドレスより送信しています。
なお、上記アドレスからoutolook等の一部アドレス宛にメールを送信できない状況となっており、一部の方には担当者の@kahokugatalake.comメールアドレスよりお送りしております。
※参加申込は当日まで受け付けています。
お申し込みはこちら https://bit.ly/4jcOWMX
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第8回めとなる河北潟流域シンポジウムを開催します。
『震災後の自然再生−住民や多様な関係者の連携による取り組み−』
日時 2025年2月16日(日)13:30−16:00
会場 石川県女性センター大会議室+オンライン
参加無料です。
↓こちらより申し込みください。
https://bit.ly/4jcOWMX
【詳細情報】
趣旨
能登半島地震により、内灘砂丘沿いの集落や河北潟干拓地の堤防などが大ききな被害を受けました。もともと河北潟地域は低湿地であり軟弱地盤であることは知られていましたが、災害に対して脆弱であることが改めて示されました。
ようやく災害からの復興が進みつつあり、その中でより災害に強い土地とするためのハード対策の必要性が指摘されていますが、これまで以上に強固な構造物や治水施設を整備することの限界や持続可能性からの問題点も見えてきています。低湿地の脆弱性を正しく理解した上で、ハードな対策だけでなくソフトな対策を含めた総合的な災害対策、例えば土地利用の変更も含めた広域での防災対策やグリーンインフラの観点の導入、低湿地の特性を敢えて取り入れた自然環境の保全・再生・活用を含む柔軟な災害対策を検討することが求められます。総合的な対策を進めるためには、自治体・行政だけの取り組みではなく、多様な地域関係者の話し合いと合意を進め、多様な主体の協働による災害復興と、それに連動した豊かで強固な地域づくりの取り組みとすることが必要です。
2011年の東日本大震災では、国を挙げた復興事業の中で巨大な防潮堤が建設され、海岸の生態系に大きな影響が生じました。それにより復興が進んだかというと、住民が海とのつながりや古里の風景を失ったり、漁業を営む上での障害になったりして、復興の妨げにもなりかねないことも指摘されています。一方、住民や研究者の取り組みにより計画が変更され生態系への甚大な影響が回避された例や、津波で集落が移転した跡地で住民を中心に自然再生の取り組みが継続されている事例などがあります。
前回の流域シンポジウムでは、東北大震災の復興の取り組みの中で巨大防潮堤建設に代表される復興事業の問題点を生態学的な見地から指摘し、生態系の保全に取り組んだ事例について報告いただきました。今回の流域シンポジウムでは、東北大震災の復興事業が進む中で、地域の人たちが取り組んできた自然再生・地域再生の取り組みをご報告いただきます。ここでもキーワードは多様な関係者の合意と連携でした。続いて河北潟で始まっている取り組みをご紹介し、全国での災害復興の中で進められた自然再生の取組事例についてご紹介いだきます。これらの報告から、河北潟流域での震災復興の取り組みをどう進めたら良いのか、またその中での多様な関係者の合意と連携の重要性について考えます。
日時 2025年2月16日(日)13:30−16:00
会場 石川県女性センター 大会議室
主催 NPO法人河北潟湖沼研究所
※ このシンポジウムは、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施します。
基調講演 平吹喜彦氏(東北学院大学教授)
「エコトーン・里浜の視点を活かした陸水境界域の復興デザイン」
【プロフィール】東北学院大学地域総合学部教授。理学博士(東北大学)。東日本大震災発災直後から、南蒲生/砂浜海岸エコトーン モニタリングネットワークなどを組織して、仙台市新浜地区を中心に生態系調査、自然と調和する復興まちづくりを支援。共編著書に『大津波と里浜の自然誌』、『自然と歴史を活かした震災復興』、共著書に『生態学が語る東日本大震災』など。
活動報告(仙台市岡田・新浜地区)
遠藤源一郎氏(遠藤環境農園)
「被災地の暮らしと環境保全」
【プロフィール】 元仙台市職員。八木山動物公園長を最後に退職し、津波被災地で農業に従事。津波でいなくなったメダカを増やしながら米作りをしている。
また現地再建した新浜町内会などの役員を務めながら、地域のにぎわいづくりと海辺の環境保全に努めている。
被災地の人々の葛藤を描いた短編小説集「風は海から吹いてくる」を自費出版し、自費出版文化賞・小説部門特別賞受賞
活動報告(河北潟流域)
川原奈苗氏(河北潟湖沼研究所)
「河北潟クリーン作戦、特に震災後の取り組み」
【プロフィール】河北潟湖沼研究所副理事長。河北潟クリーン作戦実行委員会事務局長。動植物調査や過去の暮らしと自然の聞き取り調査を行いながら、さまざまな地域課題の解決に取り組んでいる。
ディスカッション 河北潟流域の災害復興の中での住民の役割と多様な連携の必要性
コーディネータ 高橋 久
話題提供 入江 潔氏(アジア航測株式会社)「多様な連携の仕組みの中で取り組まれた災害復興の中での自然再生の事例」
タイムテーブル
13:30 開会 挨拶と趣旨説明 高橋久(河北潟湖沼研究所)
13:40 基調講演 平吹喜彦氏(東北学院大学)
14:10 活動報告@ 遠藤源一郎氏(遠藤環境農園)
14:40 活動報告A 川原奈苗氏(河北潟湖沼研究所)
15:00 休憩
15:10 ディスカッション 進行:高橋久(河北潟湖沼研究所
話題提供 入江潔氏(アジア航測)(オンライン)
16:00 閉会挨拶
チラシ_第8回河北潟流域シンポジウム.pdf
2024年12月25日
(参加募集)1/26河北潟流域ツアー耐寒ゴミ拾いラリー
車で乗り合わせて河北潟周辺、海岸等をまわりながら、ゴミ拾いを行います。
この季節、草で隠れていたゴミがみつけやすく、拾い甲斐がある状態となっています。
ゴミがたくさん漂着・堆積している地点を回ります。
一か所ゴミ拾いごとに、スタンプが一個たまる「ゴミ拾いスタンプラリー」も実施しています。
コハクチョウやカモなど冬の野鳥も観察できるかもしれません。
ご参加お待ちしております。
日時 2025年1月26日(日)9:30〜14:30予定、予備日2月2日
◎予定
9:30 石川県津幡漕艇競技場集合、移動
9:45〜10:25 ゴミ拾い1 河北潟干拓地
11:00〜11:50 ゴミ拾い2 権現森海水浴場
12:00 お昼休憩
13:00 貯木場水門 現状視察
13:35〜14:20 ゴミ拾い3 宇ノ気川河口
14:30 石川県津幡漕艇競技場解散
集合場所 石川津幡漕艇競技場(石川県河北郡津幡町川尻)
参加対象 どなたでも可、ただし小学生以下は保護者同伴
参加費 無料
準備 動きやすく汚れてもよい服装・靴(長靴おすすめ)、お弁当、飲み物
*軍手はご用意いただけますと助かります。貸し出し可。
ゴミばさみやゴミ袋は主催者で準備します。
※少雨決行、悪天候時は延期します。
■参加申込
https://forms.gle/XyCsrJ4EHCDJ2VZz5
メールの場合は、お名前、ご住所、電話番号(つながりやすいもの)、年齢をお知らせください。
⇒主催:河北潟湖沼研究所メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
*この活動はエフピコ環境基金の助成金を活用して実施します。





この季節、草で隠れていたゴミがみつけやすく、拾い甲斐がある状態となっています。
ゴミがたくさん漂着・堆積している地点を回ります。
一か所ゴミ拾いごとに、スタンプが一個たまる「ゴミ拾いスタンプラリー」も実施しています。
コハクチョウやカモなど冬の野鳥も観察できるかもしれません。
ご参加お待ちしております。
日時 2025年1月26日(日)9:30〜14:30予定、予備日2月2日
◎予定
9:30 石川県津幡漕艇競技場集合、移動
9:45〜10:25 ゴミ拾い1 河北潟干拓地
11:00〜11:50 ゴミ拾い2 権現森海水浴場
12:00 お昼休憩
13:00 貯木場水門 現状視察
13:35〜14:20 ゴミ拾い3 宇ノ気川河口
14:30 石川県津幡漕艇競技場解散
集合場所 石川津幡漕艇競技場(石川県河北郡津幡町川尻)
参加対象 どなたでも可、ただし小学生以下は保護者同伴
参加費 無料
準備 動きやすく汚れてもよい服装・靴(長靴おすすめ)、お弁当、飲み物
*軍手はご用意いただけますと助かります。貸し出し可。
ゴミばさみやゴミ袋は主催者で準備します。
※少雨決行、悪天候時は延期します。
■参加申込
https://forms.gle/XyCsrJ4EHCDJ2VZz5
メールの場合は、お名前、ご住所、電話番号(つながりやすいもの)、年齢をお知らせください。
⇒主催:河北潟湖沼研究所メール info@kahokugata.sakura.ne.jp
*この活動はエフピコ環境基金の助成金を活用して実施します。


2024年12月17日
(活動報告)2024年七豊米の活動について
2024年、13年目となる七豊米田んぼの活動を実施することができました。農薬不使用でも13年目の田んぼです。たくさんの方にご参加、ご協力をいただきました。またご寄付を通じて活動のご支援もいただきました。皆様ありがとうございました。
2024年の活動の様子を報告します。
【苗づくり】
2024年は4月28日に、田んぼの中に苗代をつくり、種もみをまきました。種もみは、前年七豊米田んぼで収穫し保管していたものです。温湯消毒、芽出しした種もみをボランティアさんと一緒にまきました。

【田植え】
田植えは5月25日、26日に実施しました。親子、大学生、ボランティアさん、たくさんの方にご参加いただきました。田植えでは、田んぼに作った苗代からの苗取り作業から始め、地域で昔使われていた道具「田ころがし」で、田植えをする場所の目印をつける作業も体験していただきました。苗は手植えですべて植えました。






【除草・観察会】
6月9日には、除草体験と観察会イベントを実施しました。手作業で田んぼ内に生えてきた雑草の除草と、田んぼの中にいる水生昆虫やハッタミミズなどの生きものの観察を行いました。
農薬不使用栽培を続けていて、一番大変なことはコナギやホタルイ、ヒエ等の雑草対策です。観察会後、7月中旬まで、定期的にボランティアさんと除草作業をすすめました。暑い中や雨の中での作業もありました。





【稲刈り】
稲刈は9月16日より28日まで、お天気や田んぼの状況を見ながら数日に分けて実施しました。9月23日の稲刈り体験では、足元がぬかるむ中での作業となりましたが、皆さん頑張って鎌での稲刈り、稲架掛け作業を実施できました。稲架掛けは、体験イベントの前日にボランティアさんと共に作りました。
稲刈り後、約一か月稲架干しし、10月にはお米は無事に脱穀、収穫できました。







【参加者の感想】
参加者からいただいたご感想を一部紹介します。
<6月の除草・観察会参加者より>
・田んぼの中に入って、いろいろな生きもの(かえるとアメンボ)を網でとったのが、おもしろかった。カエルがいたことに驚いた。ザリガニ、ミミズ、おっきいオタマジャクシを知りたいし、自分でつかまえたいです。
・草取りはお米作りの一番の大変な作業だなあと思いました。実家の田んぼでもやっかいな草をたくさん見るので、種類も知れて良かったです。コナギやヒエに苦労しています。
・初めての田の草引きをした。引いた草を田に返すこと、光合成との関わりなど興味深く感じた。生きもの観察では、思っていた以上に多くの種がいることにおどろいた。
・田んぼに、タニシ、ザリガニ、魚がいることを初めてしりました。メダカを飼っているけど、田んぼにいるメダカはしっぽの近くにたまごがついているのがびっくりしました。ほかにも田んぼの生物をさがしてみたいです。
<9月の稲刈り参加者より>
・田植え体験と連続して稲刈りできてとてもありがたかったです。虫の説明もありがとうございます。子どもたち大喜びです。
・年長と年少の子どもと参加しました。普段何気なく食べていたお米が、どんなふうに生えているのか、どうやって収穫されて食卓にならぶのか、五感で学ぶことができて楽しかったです。田んぼに暮らすいろいろな生きものについても、職員の方々が丁寧に教えてくださり、本当に貴重な体験をつめました。ありがとうございました。
ハサに掛ける稲刈りははじめてで、とてもいい経験になりました。機械のことや、干し加減など、いろいろおしえていただき、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
・雨の後でぬかるんでいましたが、楽しく参加できました。下の子は泥に悪戦苦闘していましたが、2人とも楽しかったと言っています。2人とも思っていたより手際よくできていたと思います。
・子どもが稲刈りをしたいと言い出したものの、どこでさせたらいいのかわからず、途方に暮れて、インターネットでやっと見つけたのですが、思っていた以上にしっかりと稲刈りをさせてもらえて嬉しかったです。子どももとても楽しんでずっと稲刈りをしたいと言っていました。親もとても学べました。
七豊米の活動は2025年も継続して実施予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2024年の活動の様子を報告します。
【苗づくり】
2024年は4月28日に、田んぼの中に苗代をつくり、種もみをまきました。種もみは、前年七豊米田んぼで収穫し保管していたものです。温湯消毒、芽出しした種もみをボランティアさんと一緒にまきました。
【田植え】
田植えは5月25日、26日に実施しました。親子、大学生、ボランティアさん、たくさんの方にご参加いただきました。田植えでは、田んぼに作った苗代からの苗取り作業から始め、地域で昔使われていた道具「田ころがし」で、田植えをする場所の目印をつける作業も体験していただきました。苗は手植えですべて植えました。


【除草・観察会】
6月9日には、除草体験と観察会イベントを実施しました。手作業で田んぼ内に生えてきた雑草の除草と、田んぼの中にいる水生昆虫やハッタミミズなどの生きものの観察を行いました。
農薬不使用栽培を続けていて、一番大変なことはコナギやホタルイ、ヒエ等の雑草対策です。観察会後、7月中旬まで、定期的にボランティアさんと除草作業をすすめました。暑い中や雨の中での作業もありました。

【稲刈り】
稲刈は9月16日より28日まで、お天気や田んぼの状況を見ながら数日に分けて実施しました。9月23日の稲刈り体験では、足元がぬかるむ中での作業となりましたが、皆さん頑張って鎌での稲刈り、稲架掛け作業を実施できました。稲架掛けは、体験イベントの前日にボランティアさんと共に作りました。
稲刈り後、約一か月稲架干しし、10月にはお米は無事に脱穀、収穫できました。
【参加者の感想】
参加者からいただいたご感想を一部紹介します。
<6月の除草・観察会参加者より>
・田んぼの中に入って、いろいろな生きもの(かえるとアメンボ)を網でとったのが、おもしろかった。カエルがいたことに驚いた。ザリガニ、ミミズ、おっきいオタマジャクシを知りたいし、自分でつかまえたいです。
・草取りはお米作りの一番の大変な作業だなあと思いました。実家の田んぼでもやっかいな草をたくさん見るので、種類も知れて良かったです。コナギやヒエに苦労しています。
・初めての田の草引きをした。引いた草を田に返すこと、光合成との関わりなど興味深く感じた。生きもの観察では、思っていた以上に多くの種がいることにおどろいた。
・田んぼに、タニシ、ザリガニ、魚がいることを初めてしりました。メダカを飼っているけど、田んぼにいるメダカはしっぽの近くにたまごがついているのがびっくりしました。ほかにも田んぼの生物をさがしてみたいです。
<9月の稲刈り参加者より>
・田植え体験と連続して稲刈りできてとてもありがたかったです。虫の説明もありがとうございます。子どもたち大喜びです。
・年長と年少の子どもと参加しました。普段何気なく食べていたお米が、どんなふうに生えているのか、どうやって収穫されて食卓にならぶのか、五感で学ぶことができて楽しかったです。田んぼに暮らすいろいろな生きものについても、職員の方々が丁寧に教えてくださり、本当に貴重な体験をつめました。ありがとうございました。
ハサに掛ける稲刈りははじめてで、とてもいい経験になりました。機械のことや、干し加減など、いろいろおしえていただき、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
・雨の後でぬかるんでいましたが、楽しく参加できました。下の子は泥に悪戦苦闘していましたが、2人とも楽しかったと言っています。2人とも思っていたより手際よくできていたと思います。
・子どもが稲刈りをしたいと言い出したものの、どこでさせたらいいのかわからず、途方に暮れて、インターネットでやっと見つけたのですが、思っていた以上にしっかりと稲刈りをさせてもらえて嬉しかったです。子どももとても楽しんでずっと稲刈りをしたいと言っていました。親もとても学べました。
七豊米の活動は2025年も継続して実施予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2024年11月24日
【活動報告】河北潟の外来植物除去活動2024(11/23)
2024年11月23日(土)、金沢市大場地区の農業排水路にて、外来植物除去活動がおこなわれました。雨予報で時々ぱらつくこともありましたが、それほど降らずに済みました。今年も多人数で手際よくすすめられました。このエリアは土水路が広く残っていますが、チクゴスズメノヒエがはびこりやすい状態となっており、本活動がとても大事な取り組みとなっています。
外来種もやっかいですが、ゴミが多いことも問題で、作業をしているといつもゴミが出てきます。今年は河北潟スタッフの1名がゴミ拾いをおこないました。買い物袋ごと捨てられたゴミも見られ、車からゴミを投げ捨てる人がいるので困ります。ペットボトル78本、空き缶30本、その他のゴミをふくめて22kgが回収されました。
大場土地改良区さん、荏原商事(株)さん、c工業(株)さん、河北潟沿岸土地改良区さん、NPO法人河北潟湖沼研究所のメンバーが参加しました。今年も怪我・事故なく活動を終えることができて良かったです。


外来種もやっかいですが、ゴミが多いことも問題で、作業をしているといつもゴミが出てきます。今年は河北潟スタッフの1名がゴミ拾いをおこないました。買い物袋ごと捨てられたゴミも見られ、車からゴミを投げ捨てる人がいるので困ります。ペットボトル78本、空き缶30本、その他のゴミをふくめて22kgが回収されました。
大場土地改良区さん、荏原商事(株)さん、c工業(株)さん、河北潟沿岸土地改良区さん、NPO法人河北潟湖沼研究所のメンバーが参加しました。今年も怪我・事故なく活動を終えることができて良かったです。